パキスタン大地震の被災地・カシミール地方に
ピースボートスタッフを派遣。
支援キャンペーンを開始します。

 ピースボートでは、今月8日にパキスタンを襲った大地震への復興救援を行うため、ピースボート震災支援コーディネーター山本隆(35)を派遣します。これまでにも、阪神淡路大震災、トルコ、台湾、スリランカ、新潟、そして、先月、アメリカ南部を襲ったハリケーン「カトリーナ」などの支援も行った経験をもとに、長期化が予想される被災地の冬に向けた復旧活動を中心に活動を予定しています。

 ピースボートは、インド・パキスタン、そしてカシミールの紛争解決のための国際会議を、ピースボート船上で行った事があり、各地域からNGOの代表を招待した経緯があります。そこで、それら現地のNGOなどと協力しながら、被災地、とくに避難民キャンプなどへの緊急支援などを計画しています。今後、現地でのニーズを検証した上で、来週中に日本国内で救援支援募金を開始いたします。
現地派遣日程
出発: 10月17日(月)〜
現地調査の後、一時帰国し下記日程で報告会を行います。
10月27日(木)19:00〜20:30 於:ピースボートセンターとうきょう

報告会の詳細はピースボート事務局までお問い合わせ下さい。
山本隆プロフィール
ピースボート共同代表。阪神淡路大震災での経験をもとに、世界各地での震災、災害の復旧活動を中心に活動する。
1995年阪神淡路大震災 神戸長田区を中心に、印刷機を持ち込んだ情報誌「デイリーニーズ」を発行。水や食料、ボランティアの募集など、被災者の視点から、大手メディアが報じない草の根情報紙作りをオーガナイズした。
1999年トルコ大震災 被災者キャンプでの復興支援活動の一環として、日本からテントと毛布などの防寒具を船で運搬。
1999年台湾大震災 震源地に近い福亀村の普及支援ボランティアを派遣。同時に、神戸長田区の震災体験者と一緒に現地を数回訪ね、国境を越えた、被災者の連帯、町つくりの意見交換などを行った。
2004年新潟中越地震 震源地に近い小千谷市において、被災者への炊き出しを行う。
2004年スマトラ島沖地震 津波で被害を受けたゴール市郊外で活動。日本から浄水器を持ち込み、塩害でダメになった地域の井戸水を真水に変え飲料水を確保する活動を展開。大型客船を使った物資運搬も行う。
2005年米国ハリケーン 被害を受けた、アメリカ南東部ミシシッピ州ビロクシー市にて、地域復旧のためのテントや生活用品を送る活動を展開。
 また、緊急支援のための募金も受け付けます。ご協力をお願い致します。
 郵便振替口座:00180-6-705651/加入者名:ピースボートUPA

 ※通信欄に「パキスタン地震救援基金」とお書き下さい。
このリリースに関するお問い合わせは...
ピースボート事務局(担当:中原大弐・森田安里)
(Tel:03-3363-7561/Fax:03-3363-7562/ウェブサイトからのお問い合せはこちら)
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