PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.201 7月7日号
先週のピースボート
45回クルーズが最終寄港地・アラスカを出港
 4月4日に日本を出航した第45回「地球一周の船旅」も、いよいよラストスパート。6月30日には最後の寄港地、アラスカはスワードに寄港した。
 スワード寄港は、昨年の41回クルーズに続く2度目。フィヨルド遊覧など自然を楽しむオプショナルツアーのほか、先住民族の人々が暮らすコミュニティや、1989年のタンカー座礁事故の賠償金によって設立されたシーライフセンターなどを訪れる交流プログラムを実施。参加者だけでなく、現地のカウンターパートナーからも好評を得たという。
 トパーズ号は同日20時、予定通りスワードを出港。7月10日には東京・晴海に帰港し、翌日の神戸を経て、12日にはふたたび晴海へと戻る予定だ。

今後のピースボート
「IS(国際学生)」がまもなく来日――第46回クルーズ
 第46回クルーズの出航も目前に迫ってきた。今週末には、同クルーズでの「IS(国際学生)プログラム」に参加する若者たち6名が来日する。
 「ISプログラム」とは、ピースボートが洋上で実施している「平和構築プログラム」の一環。紛争地域を中心とした世界各地から平和活動に取り組む若者たちを招き、洋上で独自の企画やフォーラムなどをおこなうというもの。これまでに欧米や中東などから多くの若者たちが参加し、さまざまな洋上プログラムを実施してきた。
 今クルーズでのISたちの出身国は、イスラエル、パレスチナ、米国、中国、台湾、韓国。6名は、靖国神社などをめぐる国内検証ツアーなどに参加した後、7月14日に東京・晴海港から出航し、ニューヨークまで乗船する。


アラブ社会から見た世界と日本――スタッフによる講演会
 7月29日、長崎市にて、スタッフの吉岡達也が講演会をおこなう。
 吉岡は、4月に起こったイラクでの邦人人質事件の際、カタール・ドーハへ。中東の衛星テレビ局「アル・ジャジーラ」に生出演し、人質となった邦人の解放とともに、自衛隊撤退を求めるイラクの武装勢力に対しては「日本でもたくさんの市民が撤退を求めている」と訴えた。
 講演会では、そのときの体験談とともに、NGOによる人道的復興支援の可能性、そしてアラブ社会との連携について、今後の展望をふくめ語るという。講演会の詳細は以下の通り。

[アラブ社会から見た世界と日本〜NGOのこれからの可能性〜]
日時: 7月29日(木)18:30〜20:30
場所: 魚の町市民会館1階 アマランス研修室(TEL:095-826-0018)
長崎市魚の町5-1(県営バス「公会堂前」下車)
入場料: 1,000円(大学生以下は500円)
主催: ながさき女性国際平和会議


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