PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.197 6月1日号
先週のピースボート
ピースボートが緊急声明を発表――イラク・日本人ジャーナリスト襲撃事件に対して
 5月29日、ピースボートはイラクでの日本人ジャーナリスト襲撃事件に対し、緊急声明を発表した。
 これは、27日にイラク・マハムディヤ近郊において、日本人ジャーナリスト2名が襲撃された事件を受けて発表したもの。声明では、4月の人質事件から論じられきた、政府が退避勧告を出している地域への渡航制限について「筋違い」と批判するとともに、「イラクの現実に目を向けるとともに、イラクを危険にし、日本人に対する敵意を助長している原因そのものを除去する」ことが必要として、あらためて自衛隊の撤退を訴えている。全文は当ホームページで読むことができる。
 また、この襲撃事件で犠牲となったジャーナリストの橋田信介さんは、2001年6月、スタッフが中東地域を訪れた際に同行してくださった方でもあるという。

46回寄港地・ニューヨーク先遣隊が帰国
 昨年の41回クルーズ以来、1年ぶりの寄港となるニューヨーク。5月16日から先遣隊として現地を訪れていたスタッフの伊知地亮、レイチェル・アームストロング、安原はづきの3名が、このほど帰国した。
 今回の先遣は、46回クルーズでのニューヨーク寄港に向けてのもの。3日間の滞在期間には、2001年の「同時多発テロ事件」が起きた9月11日をはさんでいることもあり、その日には現地NGOや大学などと共催してのイベントも企画中だ。イベントの開催場所として、現在、41回クルーズの寄港時にも使用したところで、かつて米国の公民権運動の主導者、マルティン・ルーサー・キング牧師が演説したことでも有名な「リバーサイド教会」が候補にあがっている。

今後のピースボート
NPOイベントにピースボートがブース出展
 6月11日、ピースボートは、NPO「日米コミュニティ・エクスチェンジ(JUCEE)」が主催するNPOフェアに参加、ブースを出展する。
 JUCEEは、東京と米国に拠点を置き、日米のNPO間での交流や人材育成活動などを中心におこなうNPO。このイベントは、ブース出展のほか、2日間にわたってさまざまなワークショップが開かれるというもので、ピースボートは、東京近郊にあるNGO・NPOを紹介する「NPO/NGOフェア」にブースを出展する。イベントの詳細は以下のとおり。

明日のコミュニティを創る〜協働というアプローチ〜 
日時: 6月11日(金)〜13日(日)
※ブース出展は11日の13:30〜16:30のみ
場所: 国立オリンピック記念青少年総合センター
(小田急線・参宮橋駅下車より徒歩5分/TEL:03-3467-7201)
参加費: 700円
お問合わせ: 日米コミュニティ・エクスチェンジ(http://www.jucee.org/jp)
TEL:03-5805-3920/FAX:03-5805-3921


ドラム・サークル体験――ピースボートセンターでイベント開催
 6月8日、東京・高田馬場のピースボートセンターとうきょうにて、イベント『体験!!ドラムサークル〜音楽から「世界」を感じる夕べ〜』が開催される。
 ドラム・サークルとは、打楽器を活用した米国生まれのワークショップ。既成の楽曲や譜面を使わずに音楽やリズムを楽しもうというもので、「健康増進プログラム」として使用されるほか、リハビリテーションやセラピーなどの現場でも使われており、近年、日本でも注目されている。また、このドラム・サークルは、今年10月に出航する47回クルーズでもおこなわれることになっている。イベントの詳細は以下のとおり。参加費は無料だが予約が必要なので、ご希望の方はピースボートセンターとうきょう(TEL:03-3362-6307/担当:長谷川)までご一報を。

緊体験!!ドラムサークル〜音楽から「世界」を感じる夕べ〜 
日時: 6月8日(火) 16:30開場
17:00〜「シニアのための健康増進ドラムサークル」
18:00〜「体験!!ドラムワークショップ&スペシャルライブ」
講師: クリスティーン・スティーブンスさん(音楽療法士、エンターテイナー)
場所: ピースボートセンターとうきょう
参加費: 無料(要予約)

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