ピースボートが緊急声明を発表――イラク・日本人ジャーナリスト襲撃事件に対して
5月29日、ピースボートはイラクでの日本人ジャーナリスト襲撃事件に対し、緊急声明を発表した。
これは、27日にイラク・マハムディヤ近郊において、日本人ジャーナリスト2名が襲撃された事件を受けて発表したもの。声明では、4月の人質事件から論じられきた、政府が退避勧告を出している地域への渡航制限について「筋違い」と批判するとともに、「イラクの現実に目を向けるとともに、イラクを危険にし、日本人に対する敵意を助長している原因そのものを除去する」ことが必要として、あらためて自衛隊の撤退を訴えている。全文は当ホームページで読むことができる。
また、この襲撃事件で犠牲となったジャーナリストの橋田信介さんは、2001年6月、スタッフが中東地域を訪れた際に同行してくださった方でもあるという。
46回寄港地・ニューヨーク先遣隊が帰国
昨年の41回クルーズ以来、1年ぶりの寄港となるニューヨーク。5月16日から先遣隊として現地を訪れていたスタッフの伊知地亮、レイチェル・アームストロング、安原はづきの3名が、このほど帰国した。
今回の先遣は、46回クルーズでのニューヨーク寄港に向けてのもの。3日間の滞在期間には、2001年の「同時多発テロ事件」が起きた9月11日をはさんでいることもあり、その日には現地NGOや大学などと共催してのイベントも企画中だ。イベントの開催場所として、現在、41回クルーズの寄港時にも使用したところで、かつて米国の公民権運動の主導者、マルティン・ルーサー・キング牧師が演説したことでも有名な「リバーサイド教会」が候補にあがっている。
|