PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.194 5月11日号
先週のピースボート
イラク医療支援キャンペーンを全国展開
  先月、米軍によるイラク・ファルージャへの包囲攻撃を受けて、ピースボートで始動した「イラク緊急医療支援キャンペーン」。これまで約2週間にわたって全国の街頭や郵便振替で募金活動がおこなわれたほか、現在航行中の45回クルーズでも船内募金を立ち上げていた。その結果、先週末までにおよそ130万円が集まった。
 これらの募金は、全額が、医療器具などの購入にあてられ、現地の医師たちに直接手渡される予定だ。そのため、スタッフの吉岡達也が一足先にヨルダンへわたり、現在、医療器具購入のための調査や選定・手続きをおこなっているという。購入品リストなどを交えた詳しい報告は後日、当ホームページに掲載していく。

今後のピースボート
「憲法フェスティバル」にピースボートが出演
 5月15日、東京・九段下で開催される『2004憲法フェスティバル』。17年目を迎えたこのイベントにピースボートが初めて出演、アピールをおこなう。
 『憲法フェスティバル』は、「平和」と「憲法」をテーマに、1987年から毎年おこなわれているイベント。ピースボートは、日本弁護士連合会(日弁連)やBeGood Cafeなどとともに、実行委員会のメンバーとして準備段階から関わってきた。今年は、自衛隊のイラク派遣や北朝鮮問題等をめぐり、市民の視点から見た「憲法9条」や「戦争と平和」について、国内のさまざまなNGOが、音楽や映像などを使ったアピールをおこなう予定だ。また、当日はピースボートの水先案内人でもある高橋哲哉さん(哲学者)、石坂啓さん(漫画家)、伊藤千尋さん(ジャーナリスト)による講演もおこなわれる。詳しくは以下のとおり。

日時: 5月15日(土) 13:00〜15:30(開場12:30)
場所: 九段会館(東京メトロ/都営地下鉄「九段下駅」より徒歩1分)
参加費: 前売2,300円(23歳以下は2,000円)
当日2,600円     
※障害のある方と付添人は前売・当日ともに1,000円
※中高生は前売・当日ともに1,000円
※小学生以下は無料
お問合わせ: 憲法フェスティバル実行委員会(TEL:03-3221-6101)


ピースボートスタッフが各地で講演会に出演
――「もし、わたしが総理大臣だったら」
 5月23日、雑誌『Stage』編集部主催のトークライブに、スタッフの川崎哲が出演することになった。
 『Stage』は、いっさいの「広告」や「オーナー」なしで運営・発行されている“独立系雑誌”。国際社会や政治、経済などについて、20〜30代の声を積極的にとりあげた特集を組んでいる。今回のイベントは、同誌での特集「もし、わたしが総理大臣だったら〜20-30代が2030年の社会を想像&創造する!!〜」を受けて行われた、連続企画の3回目。川崎は、同特集の中で「外務省と防衛庁・自衛隊をともに廃止して、新たな『安全保障省』に統合・改組する」というアイディアを出しており、当日はそれについて詳しく話すとともに、来場者とのディスカッションもおこなわれる予定。詳しくは以下のとおり。

日時: 5月23日(日)16:00〜18:00(開場15:30)
場所: Japanese Bar 志の蔵(TEL:03-5335-6355)
・JR中央線「阿佐ヶ谷」駅より徒歩5分    
・地下鉄丸ノ内線「南阿佐ヶ谷」駅より徒歩2分
参加費: 1,200円(ワンドリンク付)
定員: 30名(当日先着順)
お問合わせ: 『Stage』編集部(TEL:03-5335-6356)※18〜23:00にお願いします


――トーク&コンサート「平和をアジアから」
 5月15日、長野県松本市でおこなわれるイベントで、スタッフの川崎哲が講演をおこなう。
 このイベントは、松本市の市民が中心となって実行委員会が結成され、企画された市民による「手作り」の講演会。川崎は、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核開発疑惑や拉致事件などを交えつつ、「東北アジアの非核化・平和」について話す予定。詳細は以下のとおり。

日時: 5月15日(土)14:30〜
場所: あがたの森文化会館・講堂
・JR松本駅から徒歩20分
・路線バス・松本電鉄北市内線で松前高校前下車後、徒歩3分
参加費: 前売り1,000円、当日1,200円、学生500円、中学生以下は無料
お問合わせ: 平和の集い実行委員会(TEL/FAX:0263-46-2974)


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