『世界社会フォーラム』の参加者が討論会を開催
今年1月、インド・ムンバイにおいて開催された『世界社会フォーラム(WSF)』。これは、一部の「先進国」や多国籍企業だけの利益を追求する「グローバリズム」に反対の声をあげた、世界各地の市民たちやNGOによる国際会議だ。ピースボートでも、先月帰港した第44回クルーズが開会日の1月16日にムンバイに寄港、多くの人々がこのWSFに参加している。このたび、日本からWSFに参加した有志による討論会が開催されることとなった。
この討論会では、WSFでもうたわれている言葉「Another World is Possible(もうひとつの世界は可能だ)」をテーマにした、いわば「WSF・日本版」の第1回。内容も、パネラーなどは特に設定せず、自由なディスカッションが主体となるという。ピースボートからは、スタッフの山本奈美らが参加する。日時・場所などの詳細は以下のとおり。
『もうひとつの世界の可能性
〜ムンバイを経由して社会フォーラムという運動を考える〜』 |
日時: |
4月24日(土) 17時30分〜20時30分 |
場所: |
文京区民センター 3A
・営団地下鉄丸ノ内線 南北線「後楽園駅」徒歩3分
・都営地下鉄大江戸線 三田線「春日駅」徒歩2分
・JR総武線「水道橋駅」徒歩15分 |
参加費: |
500円(資料代) |
『田植え』参加者を募集中――「お米プロジェクト2004」が本格始動
ピースボートが昨年から始めた、クルーズの洋上で使う米を「無農薬米」にしていこうという新しい取り組み「お米プロジェクト2004」。これは、それらの無農薬米をただ「食べる」だけでなく、まず「つくる」ところから関わっていこうというピースボートの取り組みでもある。この6月、プロジェクト初の「田植え」がおこなわれることになり、現在、ホームページ等で参加者を募集している。
このプロジェクトに賛同し、「受け入れ」となってくださっているのは、1999年の地球一周クルーズに乗船されていた、三重県名張市の伊藤伝一さん。伊藤さんは地元で、除草剤を使用せず、水田に再生紙を敷くことで虫を退けるという有機農法「再生紙マルチ農法」を進めている。すでに昨年、大阪と名古屋のピースボートセンターで活動するボランティアスタッフらが,伊藤さんのもとで「稲刈り体験」をしており、今回の「田植え体験」はそれに続く第二弾。また、今秋に収穫されるお米の一部は、来年冬に出航するクルーズに積み込まれるという。具体的な日程・募集要項は以下のとおり。詳しいお問い合わせはピースボート事務局まで。
[募集要項] |
A日程: |
6/5(土)、6/6日(日) |
B日程: |
6/12(土)、6/13日(日) |
場所: |
三重県名張市 近畿大阪線・赤目口(あかめぐち)駅 |
募集人数: |
A日程、B日程ともに各20名 |
参加費用:
※
※ |
\5,000
料金には、宿泊代、飲食代、保険料、イベント経費が含まれています
現地までの交通費は自己負担となります |
食事回数: |
[朝食]1回、[昼食]1回、[夕食]1回 |
宿泊施設: |
相部屋(男女別) 。お風呂、トイレは共同利用となります
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参加方法: |
「メール」と「お電話」でのお申し込みとなります |
メール: |
タイトルを「田植えイベント参加希望」とし、お名前、ご連絡先を明記のうえ、tokyo@peaceboat.gr.jpまで送信してください |
お電話: |
ピースボート東京事務局(Tel:03-3363-7561)、担当:木下、遠藤までお気軽にお問い合わせください |
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先着順となりますので、定員になり次第締め切らせていただきます、ご了承ください。参加ご希望の方には追って詳細をご案内いたします |
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