PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.188 3月4日号
先週のピースボート
46回クルーズで寄港の北アイルランドへ「先遣隊」派遣
 2月29日から、スタッフの小野倫子、中道智美が、今年7月に出航する第45回ピースボート「地球一周の船旅」で寄港する北アイルランドを「先遣隊」として訪れている。
 北アイルランドの港町・ベルファストへは、2002年の第39回クルーズに続き2回目の寄港。前回は、世界遺産にもなっている、六角形の石柱が連なる「ジャイアンツ・コーズウェイ」や、アイルランドの首都ダブリンを訪れるツアーのほか、英国への帰属をめぐって根強い対立が残るカトリック系住民とプロテスタント系住民の共生するコミュニティ「バリナファイ」を訪れる交流プログラムなどが実施され、好評を得た。
 46回クルーズでの寄港時も、バリナファイ・コミュニティで住民間の交流を進める「コミュニティセンター」の受け入れで、ホームステイ、サッカー交流などを企画しており、今回の「先遣隊」派遣はその準備に向けてのもの。帰国は3月7日の予定。


今後のピースボート
「北東アジア非核地帯」に関する公開セミナーを実施
 3月5日、ピースボートはNPO「ピースデポ」、「北東アジアの非核地帯化をめざす全国ネットワーク」などとの共催で、公開セミナー『海から非核地帯を考える』を開催する。
 講師の都留康子さんは、東京学芸大学助教授で、特に海洋資源をめぐる国際政治の状況を専門とするとともに、核問題にも取り組みを深めている。今回は、ピースデポやピースボートが掲げる、日本や朝鮮半島を含む北東アジアに「核のない地帯」を建設しようという「北東アジアの非核地帯化」構想に向け、海洋問題という視点からは何が必要なのか、どのような視点が求められるのかについて語っていただく。
日時 3月5日(金)18:30〜21:00(開場18:20)
場所 日本教育会館701号室(地下鉄都営新宿線/営団半蔵門線/都営三田線半蔵門駅下車)
参加費 300円
問い合わせ ピースデポ(Tel:045-563-5101、担当:中村)

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