PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.177 11月6日号
先週のピースボート
ピース・ナウ・コリア・ジャパンが総選挙に向け街頭キャンペーン
 11月9日、全国で衆議院議員総選挙がおこなわれる。それに向け、在日コリアンやピースボートらを中心につくるネットワーク「ピース・ナウ・コリア・ジャパン(PNKJ)」が、11月3日、東京・新宿にて街頭キャンペーンをおこなった。
 これは、以前、日朝首脳会談の再開や北朝鮮への人道支援などについて、各政党(自民党、民主党、公明党、共産党、社民党、保守新党)に対しPNKJがおこなったアンケートを街頭でも実施するとともに、人々に投票を呼びかけるというもの。当日は午前11時から約4時間、約80名からの回答を受けることができた。それによると、「米国が北朝鮮に先制攻撃をするとしたら支持しますか?」という質問には男女ともに「不支持」、「日朝首脳会談の早期開始を支持しますか」については「支持」という回答が男女ともに圧倒的多数を占めたという。各政党・街頭アンケートともに、結果はPNKJのサイトに掲載されている(http://give-peace-a-chance.jp/pnkj/project/index5.shtml)。

ピースボートでWSFに行こう!〜東京でプレフォーラム開催〜
 1月にインド・ムンバイにて開催される「世界社会フォーラム(WSF)」。初めてのアジア開催となるこのフォーラムに向け、日本でも先日、「WSF連絡会」が結成されたばかり。その準備活動のひとつとして、11月2日、東京・文京区の文京区民センターにて「もう一つの世界を!/WSF2004東京プレフォーラム」がおこなわれ、ピースボートからも琴玲夏、山本奈美らがパネリストとして参加した。
 WSFには日本からも多くの団体や個人が参加する。このプレフォーラムは、日本ではあまり広く取りあげられていない「世界社会フォーラム」について、より詳しい情報をシェアし、今後より多くの人に関わってもらおうという入門的なイベント。このフォーラムの冒頭演説を山本奈美が担当し、2001年にブラジルで始まったWSFの概要について講演。その後のリレートークにも、水先案内人でもある佐久間智子さんらとともに琴玲夏が出席した。
 WSFが始まるのは、今年12月出航の地球一周クルーズがムンバイに寄港する1月16日。ピースボートもWSFで「東北アジア」をテーマにしたフォーラムなどを開催する予定だ。今後の準備会議などの詳しいお問い合わせはピースボート事務局(TEL:03-3363-7561、担当:山本奈美)まで。


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