トルコでイラクへの派兵反対共同アピールを実施
今年9月に出航した第43回ピースボート「地球一周の船旅」は、10月25日にトルコの首都、イスタンブールに入港。ここで、「日韓トルコ共同行動」として、イラクへの軍隊派遣に対する反対アピールを行った。
日韓の政府がともに米国の要求に応じイラクへ軍隊(自衛隊)を派遣することを決めたことから、この10月25日には、日韓の市民団体による反対行動が各地で行われた。事前にこれを知ったトルコの市民団体が、「トルコ政府もイラクへ軍隊を派遣しようとしている(のちに撤回)。ぜひ一緒に反対行動を」と呼びかけ、この日の反対アピールを実施することになったもの。
25日の朝にイスタンブールの港に入ったトパーズ号は、その船体にトルコ語、英語で「イラクに軍隊を送るな――占領反対」などと書かれたバナーを掲げてアピール。街頭で実施した記者会見にも大勢のマスコミ関係者が出席した。さらに、この日のイスタンブール市内で開かれたフェスティバルにも大勢の乗船者が参加。有志による歌や太鼓のパフォーマンスとともに、トルコの人々と共同でキャンドルを掲げてのピースアピールを実施した。これらのアピールの様子は、現地入りしていたスタッフによれば、少なくとも8紙の地元紙に取り上げられたという。
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