ニューヨークを出港――第41回クルーズ
8月8日、トパーズ号は米国・ニューヨークに入港。約10年ぶりの寄港となるここでは、滞在した3日間にわたり、数多くのプログラムがおこなわれた。
その中のひとつが国連本部を訪れるプログラム。ここでは、水先案内人の天野文子さん(平和活動家)、河辺一郎さん(国連研究家)や韓国のNGOスタッフらが、阿部信泰国連事務次長(軍縮担当)と面会し、「北東アジアの和平」を求める要望書を手渡した。ピースボートが直接国連に申し入れをおこなったのは、今回が初めてだという。
また、アジア太平洋戦争において長崎に原爆が投下された日である8月9日には、ニューヨークで最大の教会であるリバーサイドチャーチにて「ナガサキ・デイ」と題したイベントが開かれた。各国からのパフォーマンスが繰り広げられたこのイベントには、約1500名が参加。ピースボート側からも参加者有志による和太鼓が披露された。現在、トパーズ号はニューヨークを出港し、次の寄港地であるジャマイカ・モンテゴベイに向かっている。
千葉に「ピースボートセンターふなばし」がオープン
8月10日、千葉県船橋市に「ピースボートセンターふなばし」がオープン。ピースボートの新しい拠点として動き出した。
これは、昨年秋から全国展開を続けている、8つめの「ピースボートセンター」。ピースボートの活動拠点としてだけでなく、「地元の人たちとつながる場づくり」をめざし、今月23日には、地域の市民団体を招いたオープニングパーティーもおこなわれる予定だ。同センターのオープン時間は10時〜20時(月曜定休)。お問い合わせはピースボートセンターふなばし(TEL:047-495-3835/担当:大武)まで。
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