来年の世界社会フォーラムに向けセミナー開催
7月31日、44回クルーズで寄港するインド・ムンバイから、国際NGO「フォーカス・オン・ザ・グローバル・サウス」のワルシャ・ラジャン・ベリーさんが来日。彼女を招き、東京・高田馬場のピースボート事務局にてセミナーが開催された。
これは、来年1月、ムンバイで開かれる国際会議「世界社会フォーラム(WSF)」に向けておこなわれたセミナー。世界各地からNGOや市民たちが集まって開かれるWSFが初めてアジアで開催されることを受け、日本でも先日、ピースボートなどを中心に準備会が発足していた。
ワルシャさんは、WSF内で、若者たちが中心になっておこなわれる「ユースフォーラム」の実行委員のひとり。セミナーでは、先進国や多国籍企業が主導するグローバリズムに対抗する世界の動きについてワルシャさんに語っていただくと同時に、「日本の若者はどのようなことに関心を持って取り組んでいるのか」について、参加者を交えた活発な議論がおこなわれた。ちょうど44回クルーズで、WSF開会日にムンバイに寄港するピースボートでは、今後もWSFに向けセミナーや準備会などを開催していく。WSFに関するお問い合わせはピースボート事務局(TEL:03-3363-7561/担当:山本、チョウ)まで。
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