在ギリシャ・イスラエル大使館でピースアピール――第41回クルーズ
6月に出航した第41回クルーズは、7月22日、ギリシャはピレウスに寄港。在ギリシャ・イスラエル大使館へのピースウォークとイスラエル政府に向けた抗議アピールをおこなった。
これは、イスラエル政府が、ヨルダン川西岸地区にイスラエルとパレスチナを分断するための「分離壁」を建設しているというニュースを受けて実施したもの。折しも、洋上ではイスラエル・パレスチナ問題を扱った講座がいくつも開かれていたこともあって、この抗議アピールには一連の講座に参加していた乗船者有志、そして世界の紛争地からピースボートが招いたIS(国際学生)を中心に、約80名が集まった。
一同は、英語やギリシャ語で「分離壁の建設中止」「すべてのパレスチナ難民の帰還を」などと書かれたプラカードや横断幕を掲げながら、パノルモ駅から大使館まで約2キロの道のりを歩き通した。また大使館では、イスラエル出身のISダナ・ベーダが、大使館職員に船内で集めた署名を手渡したという。
サッカーチーム「PEACE BALL」が朝鮮高等学校と交流試合
先月、ピースボートのプロジェクト・ピースボールが「サッカーを通じた『国内』交流」と呼びかけて発足したサッカーチーム「PEACE
BALL」。先日の結成式に引きつづき、7月27日に東京北区の朝鮮中・高等学校にて、朝鮮青年同盟の若者たちとの親善試合を開催した。
当日は、両方あわせて参加者が100人を超えるほどの一大イベントになった。まずは男女混合の12チームに分かれてリーグ戦をおこない、その後は恒例の“焼き肉交流会”に。また、今回の主催者のひとり、チョン・ドゥンチョルさん(朝鮮青年同盟東京本部委員長)からは「いまのような情勢の中でも、市民同士がこういった交流を続けていくことが何よりの力になる」というコメントをいただいたという。
「PEACE BALL」では今後も、このような「国内」サッカー交流をおこなっていく予定だ。また、チームメンバーも募集している。「PEACE
BALL」についてのお問い合わせはピースボートセンターとうきょう(TEL:03-3362-6307、担当:竹谷)まで。
|