PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.164 7月2日号
先週のピースボート
Peace Now Korea Japanがクラブイベントを開催
 6月27日、東京・西麻布のクラブ「Yellow」にて、ピースボートを含む日韓のNGOや在日コリアンのグループなどでつくるネットワーク「Peace Now Korea Japan」によるクラブイベントが開催された。
 「Peace Now Korea Japan」は、日本と朝鮮半島を含む東北アジアの非核化と平和を訴えて設立されたNGOネットワーク。ピースボートも、韓国のNGO「JST」などと協力して、北朝鮮への人道支援キャンペーンなどを展開している。
 「イラク戦争に反対した国」であるフランス、ドイツからのDJを招いて開催されたこの日のイベントには、約500人が来場。Peace Now Korea Japanのブースも設置され、オリジナルTシャツの販売や、募金活動などを行った。

ピースボール主催のサッカーチーム「PEACE BALL」が結成
 サッカーボールを世界の子どもたちに届け、サッカーを通じた交流を――そんな活動を続けているピースボートのプロジェクトチーム「ピースボール」が、ピースボートセンターとうきょうのある東京・新宿区に拠点を置くサッカーチームの結成を呼びかけ、6月29日(日)にその「結成式」を行った。
 このサッカーチーム「PEACE BALL」は、海外だけではなく国内、地域でもサッカーを通じての交流を深めていこうと結成が呼びかけられたもの。新宿区の西戸山公園で開催された結成式には、ピースボールのスタッフらのほか、区内の飲食店などに勤務する若者たちや、駅前で呼びかけのビラを見たという若者など、韓国、中国、ミャンマー、米国、そして日本という「多国籍」な顔ぶれの約40人が集まり、ともにサッカーを楽しんだ。
 「PEACE BALL」では今後も月1回程度のペースで交流試合の開催を予定しており、次回は7月下旬の企画を進めている。お問い合わせはピースボートセンターとうきょう(担当:竹谷)へ。

「日本縦断」地雷教室、西日本へ
 5月15日に北海道・札幌を出発、自転車による「日本縦断地雷出前教室」を続けているボランティアスタッフの上泰歩さんが、6月24日、40日ぶりに東京に到着した。
 これは、今年初めにピースボートでカンボジアを訪れ、地雷被害の実状を目の当たりにした上さんのアイデアで実現したキャンペーン。各地の学校や企業などで、地雷による被害などについて説明する「出前教室」を実施しながら、自転車で「日本縦断」を目指している。
 上さんは、約1週間の東京滞在中、ピースボートセンターとうきょうや町田市のサポート校「渋谷高等学院」などで地雷教室を開催したほか、町田市内での地雷撤去募金活動も実施。30日には、ピースボートセンターで活動するボランティアスタッフらの激励を受けながら東京を出発した。今後は西日本へ向かい、地雷教室や街頭募金などの活動を続けていく。地雷教室の依頼、訪問地についてのお問い合わせはピースボートセンターとうきょう(担当:上野祥法)へ。また、ホームページ上で上さんの「道中日記」を読むこともできる(http://www.peaceboat.org/project/jirai/yasuho/index.shtml)。


最新のプレスリリース一覧へ