第4回世界社会フォーラム組織委員会にピースボートスタッフが参加
来年1月にインドのムンバイで開かれる「世界社会フォーラム」に向けての組織委員会が現在、ムンバイで開かれており、ピースボートからもスタッフの山本奈美、ジョアンナ・ストラットンが参加している。
「世界社会フォーラム」は、2001年にブラジル・ポルトアレグレで初めて開催された国際会議。毎年スイスのダボスに世界の政治家や企業人を集めて開かれる「世界経済フォーラム」に対抗する形で、強い国や企業の利益をさらに追求することにつながる「グローバリズム」への反対を訴えることから始まった。今年1月、ポルトアレグレで開かれた第3回会議には世界各地から10万人が集まり、ピースボートからもスタッフやクルーズ参加者など約60人が参加して、ワークショップを主催するなどの活動を行った。
ピースボートは来年1月、この第4回世界社会フォーラムの会期中に、第44回クルーズでムンバイを訪問予定。クルーズの参加者らとともにこのフォーラムに参加するとともに、ワークショップなどを実施することも企画している。
順調に日本縦断中――上泰歩さんの地雷出前教室
今月15日に始まった、ピースボートのボランティアスタッフ上泰歩さん(19)による「にっぽん縦断・全国地雷出前教室」。上さんは北海道での日程を終え、先週、本州に入った。
このキャンペーンは、40回クルーズにおいてカンボジアを訪れた上さんの「地雷問題をひとりでも多くの人に伝えたい」という思いから企画されたもの。北海道では、16日の札幌自由が丘学園を皮切りに地雷教室をスタートさせた。約10日の滞在を終えて青森県へ移動し、その後は秋田県へ。行く先々では、みずからも飛び込みで「営業」をしつつ、地雷教室を開いている。
今後は、岩手・宮城など東北地方をめぐった後、関東地方に向かう予定だ。ホームページでは、上さんの日本縦断レポートも掲載している(http://www.peaceboat.org/project/jirai/yasuho/)。また、地雷教室の開催場所も引き続き募集中。このキャンペーンのお問い合せはピースボートセンターとうきょう(TEL:03-3362-6307/担当:上野、中原)まで。
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