PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.157 4月29日号
先週のピースボート
修学旅行生がピースボートを訪問
 春の修学旅行シーズンを迎え、中学生などの修学旅行生グループが、東京・高田馬場にあるピースボートセンターを続々訪れている。
 近年、修学旅行でのグループ学習などの一環としてNGO訪問を取り入れる学校がふえており、ピースボートでもここ数年、積極的な受け入れを行ってきた。訪れた学生らに対しては、ピースボートの成り立ちや活動のほか、世界各地に支援物資を届けるUPA国際協力プロジェクト、地雷廃絶に向けての活動を進めるP-MACなどのプロジェクト活動についてスタッフが説明。学生たちからさまざまな質問が寄せられることも多い。
 現在、5月だけで15組以上の訪問が予定されている。また、修学旅行生などの受け入れに関するお問い合わせはピースボートセンターとうきょう(TEL:03-3362−6307/担当:澤田)まで。


今後のピースボート
第44回ピースボート「地球一周の船旅」まもなく発表
 今年末に出航する第44回ピースボート「地球一周の船旅」が、まもなく発表される。
 これは、今年12月に東京、神戸を出航する約3カ月の地球一周クルーズ。アフリカや南米、南太平洋など、南半球の国を中心にめぐる、これまでも人気の高かった「南回り」の航程をたどる。
 正式な発表は5月初旬を予定している。各寄港地では、文化遺産などをめぐるオプショナルツアーや、現地の人たちとの交流プログラムなどを企画中だ。

「World Peace Now」が緊急シンポジウムを開催
 ピースボートなど40以上の市民団体で構成されるネットワーク「World Peace Now」が、4月30日、東京都内で「“WORLD PEACE NOW”、これから」と題した緊急シンポジウムを開催する。
 これは、イラクの「解放」が伝えられる今、世界中で起こった反戦の声は世界をどう動かしたのか、これから戦争のない世界をつくっていくために何をすべきなのかをもう一度問い直そうと企画されたシンポジウム。第一部は、国際政治学者の高橋和夫さん、ジャーナリストでイラクでの取材を続けていた志葉玲さん、「人間の盾」としてイラク入りしていた相澤恭行さんによる報告、第二部、第三部は、これまでWorld Peace Nowの活動に関わってきたスタッフらによるパネルシンポジウム。ピースボートスタッフのチョウミスも、パネリストのひとりとして参加する。
 詳細はWorld Peace Nowのホームページhttp://www.worldpeacenow.jp/で確認できる。

緊急シンポジウム「“WORLD PEACE NOW”、これから」
日時/4月30日 18:30開場 19:00開始 21:00終了(予定)
会場/四谷区民ホール(営団地下鉄丸の内線 新宿御苑前駅下車徒歩5分) 
入場料/500円

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