本日、10月7日は米国への同時多発テロを受けた、米軍のアフガニスタンへの報復攻撃開始から2周年になります。現在、平和になったかに見えるアフガンでは、地雷と並んで、このクラスター爆弾の被害が続いています。また、今春のイラク戦争でも、このクラスター爆弾は多用されました。ブッシュ大統領の戦争終結宣言以降、国連児童基金(ユニセフ)の調査によると、報告されているだけでも、1000名以上の民間人がその被害に遭い、その大半は15歳以下の子どもたちです。
私たちは、そのような非人道的兵器を、世界各地で使用している米英軍に対し、また同様の兵器を所有している各国に対して、即刻、そのような兵器の廃棄を求めます。
そこで、「クラスター爆弾も地雷もない世界を目指して」をテーマにした反戦スライドショーを、アフガン空爆から2年にあたる明日、東京都内で街頭で行うことにしました。特殊なプロジェクターを使い、アフガニスタンの空爆被害の様子や、クラスター爆弾の被害、
難民キャンプなど、この米英軍による民間人の被害を集めたものです。これは、ピースボートがアフガニスタンを訪問した際に、専属カメラマンによって撮影されたものです。
また、アメリカへの反戦のメッセージをこめて、スタートはアメリカ大使館前から行いたいと考えております。大使館の壁にアフガン空爆被害のスライドを投影します。その後、市ヶ谷、新宿、原宿、渋谷、の街頭では、3.6m×5.4mのスクリーンを使い、道行く人に、アフガニスタンの現状と、米英軍の攻撃による民間人の被害の様子を、忌野清志朗氏の「イマジン」をバックに上映したいと考えております。
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