ピースボートは5月17日、東京・銀座にて「クラスター爆弾なんていらない!銀座デモ」を実施した。
広範囲にわたって拡散・爆発し、不発弾になる確率も高いということから「第二の対戦地雷」ともいわれるクラスター爆弾。ベトナム戦争など数々の戦争・紛争で使用され、その非人道性から国際的にも非難されている。しかし先日、日本の航空自衛隊がそのクラスター爆弾を148億円分、16年間も保有していたことが明らかになった。
その事実に抗議し、ピースボートでは今回のデモを企画。銀座・水谷橋公園から日比谷公園まで、約1時間の道のりを歩き、クラスター爆弾反対の声をあげた。
また、この日のデモには、全長4メートルにもなる、クラスター爆弾の模型が登場。デモの参加者たちも「武器ではなく楽器を」と、クラスターの子爆弾を模してつくった黄色い楽器を手に、クラスター爆弾の即時廃棄を求めた。 |