米英軍による対イラクへの武力行使が引続き行われる中、世界中では反戦を訴える市民の動きが、さらに活発になってきております。しかし、私たち市民側も実際に戦争が始まってしまったことで、これまで同様の「戦争反対」のデモでは、これ以上の人々の心を捉えられない時期にきていることを痛感しています。私たちは新たな手法で「平和を求める立場からのメッセージ」を世の中に送り出すことが重要だと考えております。
そこで、私たちピースボートは「a common beat」=「共通の鼓動」というタイトルの反戦ミュージカルを上演することにしました。この原作は米国コロラド州に本拠地を持ち、ミュージカルを通じて「平和と共生」を訴えて活動するNGO「up
with people」によって手がけられ、これまでに世界各地で上演されてきたものです。「言葉や肌の色が違っていることは、恐れるべきことなのか、それともすばらしいことなのか」というメッセージが世界各地の民族音楽やダンスを通して描かれます。今回の出演者は、ピースボートの呼びかけで集まった老若男女120人によるもので、10代、20代の若者を中心に、7歳から70歳までの幅広い出演者が三ヶ月の稽古の成果を発表します。もちろん今回は、このイラクへの空爆への反対メッセージをも舞台の中で表現する予定です。
また、驚くべきはこの反戦ブームの影響を受けてか、前売り券発売とともに大きな反響を受け、若い年代を中心に会場である北とぴあ・さくらホール1200席が1ヵ月で満席になるという事態に至っており、これは主催者側も驚きを隠せないでいます。
本番当日はもちろんミュージカルの上演とともに、制作発表記者会見を行おうと思っております。お忙しいとは思いますが、是非上記の件を取材していただきたくリリース差し上げます。
日時: |
4月5日(土)18:30から制作記者会見
開場18:45〜 開演19:30〜 |
場所: |
北とぴあ・さくらホール(営団地下鉄南北線・王子駅徒歩1分) |
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