私たちピースボートのボランティア・スタッフをはじめとする東京都民と日本に暮らすすべての人種、国籍の市民らは、2001年1月に発売された雑誌の中での石原都知事による「ババァ発言」に怒り、その発言と撤回と謝罪を求めてきました。しかしながら、知事は1,200万人の男女が暮らす都の行政責任者としての地位を省みることもなく、また男女共同参画社会基本法にたいして著しい違法行為を行っているという自覚もないことが明らかになってきました。そして、ついには119名の市民から謝罪広告と損害賠償を求めた訴訟を起こされるに至りました。にも関わらず、都知事はいまだに「(大学教授の)言ったことを紹介しただけ」とコメントしていることは既知の通りでもあります。
このような人権感覚も文学的な素養もまったくない都知事に対してさらに怒りの声を伝えるとともに、「不用意な発言を撤回する勇気を持つアナタが好き!」というメッセージを込めたバレンタイン・チョコを「ババァ発言」に怒る女性らが直接に都知事へ届けるために都庁を訪れます。
当日は、デモンストレーション用の巨大チョコをはじめ、石原都知事にそれぞれの「想い」を届けるための様々な工夫をこらしたパフォーマンスを予定しています。
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