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●NO.139 11月13日号 |
先週のピースボート |
東北アジア非核地帯建設へ――「民間訪朝団派遣」計画を発表
11月7日、ピースボートは東京・高田馬場のノークビルにおいて記者会見を開催した。
日朝国交正常化交渉を約2週間後に控えた10月16日、米国国務省が「北朝鮮政府が核開発計画を認めた」と発表した。これを受けて開かれたこの日の記者会見には、ピースボートスタッフの櫛渕万里のほか、NGO「ピースデポ」代表の梅林宏道さん、軍事ジャーナリストの前田哲男さんが出席。日本政府に対して、北朝鮮との対話を継続するとともに、「東北アジアの非核地帯化」を日朝交渉の議題の一つとして取り上げるよう求める声明を発表した。同時に、来春、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)へ、非核化に向けての民間・メディアによる訪問団派遣を計画していることを発表。櫛渕は「核の被害に遭うのはいつも市民。だからこそ、この交渉は政府だけに任せておくのではなく、民間からもどんどん声をあげていきたい」などとコメントし、訪朝団への参加を呼びかけた。 現在、訪朝は来年1月を予定しており、今年中にも ピースボートスタッフがその準備のため北朝鮮を訪れる予定だ。訪朝団に関するお問い合わせなどはピースボート東京事務局(TEL:03-3363-7561、担当:櫛渕・中原)
ピースボートスタッフの講演録がNGO冊子に収録
今年7月、東京都内で開かれたピースボートスタッフの櫛渕万里による講演「国境や文化を越えて同じ女性として対話をするために」の講演録が、アジア女性資料センター発行の冊子「女たちの21世紀<'02秋季号>」に収録された。
この講座は、アジア女性資料センターが主催した連続講座「グローバル化とジェンダー」の第1回として開かれたもの。ピースボートで世界をめぐる中での体験を軸に、世界各地で経済的自立や人権を求めて活動する女性たちの姿を紹介、同時に「持続可能な社会」の実現に向けての取り組みを訴えている。「女たちの21世紀」は1冊1,200円。申込みはアジア女性資料センター(TEL:03-3780-5245、FAX:03-3463-9752、E-mail:ajwrc@jca.apc.org)へ。
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今後のピースボート |
アフリカから来日のHIV感染者による講演会開催
11月17日18時より、東京・高田馬場のノークビル5Fにて、アフリカからHIV感染者をゲストに招いての講演会が開催される。
来日するのは、南アフリカ出身のフォロゴロ・ラモスワレさん(24歳)と、ケニア出身のアスロタ・ワグラさん(37歳)。今回は、アフリカの人々とのパートナーシップ作りを目指して活動するNGO「アフリカ日本協議会」などの招きにより、神戸で開かれる国際シンポジウム参加のため来日する。当日は、アフリカにおけるHIV感染者の生活の現状や、それを支援するNGOによる取り組みなどについて語っていただく予定。終了後には食事などを交えての交流会も予定している。
また、当日は、HIV感染者を支援する南アフリカのNGO「HIV治療行動ネットワーク(TAC)」が作成したTシャツ(1枚2,000〜2,500円)も販売される。この収益は、TACの活動資金として活用される予定。
日時:11月17日(日) 18:00〜
場所:ノークビル5F(高田馬場駅より徒歩7分)
参加費:無料(交流会のみ実費)
お問い合わせ:ピースボート東京事務局(TEL:03-3363-7561、担当:合田)
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