ピースボートの公開質問状に外務省が回答
10月31日、ピースボートが今年9月に提出した公開質問状に対し、外務省から文書による回答があった。
これは、今夏の「夏休みピースボートの船旅」で、ピースボートが約530名の参加者とともに国後島を訪問した際、外務省から再度に渡る自粛要請があったこと、またロシア側に対し外務省がピースボートの国後島上陸を阻止するよう要請したと伝えられたことなどから、「国後島入域の自粛」を定めた閣議了解と今回の訪問との関係などについて、質問状を提出したもの。外務省からの回答の全文は、http://www.peaceboat.org/info/news/2002/021101.shtml
で閲覧できる。
アフガニスタン代表サッカー選手からピースボートにお礼のメール
今年9月、韓国・釜山で開催されたアジア競技大会サッカー予選で、ピースボートはスタッフを現地に派遣、久しぶりの国際大会復帰となるアフガニスタン・カタール戦の応援を行ったが、今月に入って、その出場選手のひとりから、「応援してくれてありがとう」という内容のメールが届いた。
アフガニスタンでは、内戦が続いていたことや、「タリバン政権が女性をスポーツから排除している」などの理由で国際スポーツ連盟から除名されていたこともあって、長く国際大会への参加できない状態にあった。このため、アジア競技大会はサッカー代表チームにとって18年ぶりの国際試合。そこで、地雷撤去支援などの形でアフガン復興をサポートしてきたピースボートからも応援団を送ろうということになり、スタッフが急遽釜山入り。試合自体はアフガニスタンの負けに終わったが、会場でメッセージを集めた手作りのアフガン旗を代表選手らに渡すこともできた。
今回「お礼のメール」を送ってくれたのは、旗を手渡した代表選手のAhmad Khalilさん。英語で書かれた文章には、「応援してくれてありがとう。負けてしまったけれど、あなたたちのおかげで、とても素晴らしい気分を味わうことができました」などとあった。
|