PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.137 10月30日号
先週のピースボート
第41回ピースボート「地球一周の船旅」発表
 10月24日、ピースボートは、第41回目のクルーズ「地球一周の船旅」の企画を発表した。
 これは、2003年6月に東京を出航し、約3カ月の日程で世界をめぐるクルーズ。アジア、アフリカ、地中海、北中米という多彩な寄港地のしめくくりには、初のアラスカのフィヨルド遊覧も予定されている。初寄港となるコスタリカ、そしてニューヨークやリスボンなど、久しぶりの訪問となる寄港地も多い。
 また、2003年でピースボートが初のクルーズ出航から20年を迎えることから、今クルーズはピースボートの「20周年記念」クルーズともなっている。

米軍のイラク空爆への反対アピールに参加
 10月26日、東京・渋谷にて、米英軍のイラク空爆に反対するアピールが、NGO「CHANCE!」などの主催で実施され、ピースボートもこれに参加した。
 これは、「フセイン政権は大量破壊兵器を開発している」などとして、イラクへの攻撃の姿勢を強める米英に対する抗議アピール。世界中の平和団体などの呼びかけにより、世界数10カ所で同日に実施された。
 渋谷では、約300人が宮下公園に集まり、渋谷の街中を1時間にわたって「ピースウォーク」。途中からウォークに加わった人も多く、最終的には500人が参加した。


今後のピースボート
40回クルーズの水先案内人が続々決定―灰谷健次郎さん、小林カツ代さんら
 今年12月に出航する第40回ピースボート「地球一周の船旅」に乗船する水先案内人の顔ぶれが、続々決定している。
 これまでにも何度も乗船いただいている作家の灰谷健次郎さんは、東京からベトナムまでの乗船。おもに子どもの教育などのテーマについてお話しいただく。また、今回が初の乗船となるのは、料理研究家の小林カツ代さん。現在、ケニアから南アフリカまでの乗船が予定されており、食べ物はもちろん社会問題など幅広いテーマでお話しいただくほか、実際に船上で料理を披露していただくなどの講座も企画中だ。

憲法公布の日のシンポジウムにピースボートスタッフが参加
 憲法公布の日である11月3日、各地で護憲をテーマとするシンポジウムなどが行われ、ピースボートスタッフもこれに参加する。
 新潟市では、NGO「平和フォーラム」など主催による第39回護憲大会が開催され、その中で、「『人間の安全保障』を指針に多文化共生社会へ」と題したシンポジウムが実施。ピースボートからは、スタッフの櫛渕万里がこれに参加し、ピースボートの活動報告や、その中から見えてきた「多文化共生」への提言なども行う。
 また、東京都内で、「有事法制を廃案に」のテーマで開かれる「11・3憲法集会」(主催:同実行委員会)にも、ピースボートスタッフのチョウミスが参加。NGOの視点から見た「護憲」や「有事法制」についての意見を述べる。

第39回護憲大会シンポジウム
11月3日(日) 14:30〜17:00 新潟市立体育館にて
問い合わせ:平和フォーラム(Tel:03-5289-8222)

11・3憲法集会
11月3日(日)13:30〜16:30 東京・文京区民センター3Aにて
問い合わせ:11・3憲法集会実行委員会(Tel:03-3221-4668)

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