PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.114 5月15日号
先週のピースボート
コロンビア・キューバへ「先遣隊」を派遣
 5月11日、今年秋に出航する第39回ピースボート「地球一周の船旅」で寄港するコロンビア、キューバへ、スタッフの森本良太が出発した。現地で同じくスタッフの山本奈美と合流後、ともに初寄港となるふたつの寄港地の下見と、受け入れ団体となる現地NGOなどとの打ち合わせを行う。
 コロンビアは、ピースボートにとってはじめての訪問。寄港するカルタヘナはリゾート地として人気を集めている港町だが、世界遺産に登録された旧市街散策などのほか、地元のコミュニティの人々を招き、長期化するコロンビア内戦の和平について意見を交換するといったプログラムも予定している。
 また、キューバはピースボートが1990年以来寄港を続けている人気の国だが、ハバナにつぐ国内第2の都市サンティアゴ・デ・クーバを訪れるのは今回がはじめて。この街が発祥の地といわれる音楽「ソン」を習うなどのプログラムが企画されている。


今後のピースボート
イスラエル・パレスチナの若者たちが緊急来日――共同で「平和アピール」
 昨年、ピースボートの第33回クルーズに「国際学生」として乗船した、イスラエル・パレスチナ出身の若者たちが今月末に緊急来日、イスラエル・パレスチナ和平への支援を訴えて全国で講演会を開催することが決定した。
 この若者たちは、パレスチナ出身のラミ・ナセルディン(24歳)と、イスラエル出身のケレン・アサフ(21歳)。洋上で出会ったふたりは、さらに悪化するイスラエル・パレスチナ状況の中、互いに連絡をとりあいながら、和平実現を目指して活動を続けてきた。今回の来日は、日本の人々にひろく現状と支援を訴え、同時に日本政府へのアピールを行うことを目的としている。
 ふたりは5月20日から6月3日まで日本に滞在。現在、以下の日程のみが決定しているが、このほか、沖縄、名古屋などでも開催を検討しており、決定次第ホームぺージにも予定を掲載していく。

大阪
日時: 5月26日(日)17:00〜19:30
場所:ハービスPLAZA4Fイベントルーム(大阪駅桜橋口5分、ホテルリッツカールトン下)
お問い合わせ:ピースボート大阪事務局(Tel:06-6456-4157 担当:古賀)

北海道
日時:5月29日(水)19:00〜21:00
場所:北海道大学文系講義棟2F 8番教室(札幌駅西口から徒歩5分/地下鉄南北線北12条駅から徒歩5分)
お問い合せ:ピースボート東京事務局(Tel:03-3363-7561 担当:高橋)

東京
日時:6月1日(土)18:45〜21:00
場所:労働スクウェア東京(地下鉄日比谷線八丁堀・JR京葉線八丁堀下車2分)
お問い合わせ:ピースボート東京事務局(Tel:03-3363-7561 担当:高橋)

W杯のキャンプ地でアフガニスタン地雷撤去募金を実施
 アフガニスタンの地雷原から地雷を撤去して、サッカー場を建設しようという活動を進めているP-MAC地雷撤去プロジェクトが、5月16日から31日まで、全国のワールドカップキャンプ地をめぐって募金活動を行う。
 このキャンペーンは、世界中がワールドカップで沸き立つ中で、サッカーを通じて「国土の8割が地雷原」ともいわれるアフガニスタンの地雷問題をアピールし、その被害について訴えていこうと企画されたもの。全国のワールドカップ出場各国チームのキャンプ地を巡り、街頭募金をしながら日本を縦断する。また、大会期間中は、日韓のスタジアムでの募金活動も行う予定。
 詳しい街頭募金の日程などは、ホームページ(http://www.peaceboat.org/info/afgahn/schedule.shtml)に掲載。詳しくは事前にお問い合わせを(ピースボート東京事務局 TEL:03-3363-7561 担当:合田(ゴウダ)/松本)。

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