PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.109 4月3日号
先週のピースボート
カンボジアからP-MACスタッフが帰国
 3月29日、ピースボート「P-MAC地雷撤去支援キャンペーン」スタッフがカンボジアから帰国した。
 P-MACは、1998年にピースボートがカンボジアに寄港する際、現地でいまも起きている地雷被害について知ったスタッフの呼びかけによって始まったプロジェクト。これまでも、街頭募金などで集まった地雷撤去の資金を、現地NGOへ送るなどの活動を続けてきた。
 今回は、現地NGOから、「P-MACからの資金によって、タイ国境近くの村に小学校が建設された」という報告を受けてのP-MACスタッフ派遣。19日に現地入りしたスタッフ3名は、実際に建設された小学校を訪問し、地雷撤去現場なども見学した。

北アイルランド・ベルファストへの「先遣隊」を派遣 3/24〜4/1
 3月24日、スタッフの古山葉子、小野倫子、日高慎介が、第37回クルーズで寄港予定の北アイルランド・ベルファストへの「先遣」に出発した。
 ベルファストは、英国領にある北アイルランドの中心都市で、現在も、英国への帰属を主張するプロテスタント系住民と、南アイルランドとの統合・独立を求めるカトリック系住民の対立が一部で続いている。今年6月の寄港時には、プロテスタント系、カトリック系双方の住民が共に暮らすコミュニティ訪問などの交流プログラムを企画している。先遣隊3名は、現地NGOなどとの打ち合わせを行い、4月1日に帰国予定。


今後のピースボート
第38回クルーズに向けサハリン・クナシリに「先遣隊」を派遣
 4月3日から、スタッフの吉岡達也、山元崇央が、今夏の第38回クルーズで寄港するサハリンとクナシリを訪問する。
 第38回「ピースボート 夏休みの船旅」では、昨年も訪問した南北コリアに加え、サハリン、クナシリに寄港予定。今回は、現地受け入れ団体との打ち合わせなどのため、スタッフを派遣するもの。サハリンでは、在留朝鮮人グループとの交流プログラムなどの準備を進めるほか、クナシリでは、「ムネオハウス」の名で有名になった「友好の家」にも訪問、滞在予定。帰国は4月9日を予定している。

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