イスラエル軍のパレスチナ自治区撤退を求める「24時間ピースウォーク」実施
ピースボートは3月14日(木)から、軍事行動の即時停止、ヨルダン川西岸地区、ガザ地区からの即時撤退、医療活動妨害の停止をイスラエル政府に求める「24時間ピースウォーク」を開始した。
これは、イスラエル軍のパレスチナ自治区への軍事侵攻への抗議行動で、東京・麹町にある在日イスラエル大使館の周りを、現地で犠牲になったイスラエル人、パレスチナ人の写真や、「殺戮と占領に終止符を」などのメッセージを掲げて歩きつづけるというもの。3月14日の12時半に開始後、ピースボートのボランティアスタッフや他のパレスチナ支援グループのメンバー、ホームページやビラなどで知って参加した人たちが交替で「ウォーク」を引き継ぎ、すでに100時間以上が経過した。この様子は、CNN、アラビア語放送のアルジャジーラなど海外メディアでも放映され、大きな注目を集めている。
パレスチナ暫定政権特使 ワリド・シアム氏緊急来日に伴う記者会見を実施
3月18日(月)、ピースボートは、パレスチナ暫定政権特使のワリド・シアム氏を迎えての緊急記者会見を開いた。
シアム特使は、イスラエルとの衝突が続くパレスチナ問題への日本政府の直接介入などを求め、パレスチナ自治政府を代表する形で前17日に来日。パレスチナは現在、日本に大使館やそれに準ずる機関を持たないため、ピースボートがパレスチナ自治政府からの要請を受け、シアム特使の日本滞在中のコーディネートを行うことになったもの。シアム特使は記者会見で、日本政府の介入や、日本の市民による支援を改めて求めた。
新宿〜四ッ谷での「ピースウォーク」開催
3月21日(休)の夕方からは、東京・銀座にて、さらに大きな規模での「ピースウォーク」を実施する。
銀座1丁目の水谷橋公園から銀座街頭を抜け、日比谷公園を到着地とする「ピースウォーク」。さらに多くの人の参加を呼びかけており、当日「飛び入り」参加の場合は、16時に水谷橋公園(有楽町線銀座一丁目駅徒歩5分、ホテル西洋銀座裏)集合。詳しくは、ピースボート東京事務局(担当:山本隆)までお問い合わせを。
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