「アフガンの地雷原をサッカー場に」――全国で募金活動を展開
2月24日、ピースボート「P-MAC地雷撤去支援プロジェクト」は、アフガニスタンの地雷撤去支援のための募金活動を、東京・大阪など5ヵ所で実施した。
P-MACは、これまでカンボジア、モザンビークなどでの地雷撤去を支援してきた。現在は、長い内戦中に埋設され、現在も「復興」への大きな障壁となっているアフガニスタンの地雷撤去を進めるNGOへの支援を進めている。なかでも1平方メートルの地雷原を安全な土地にする経費額を参考にした「100円キャンペーン」は、これまでにも大きな反響を得ている。
この日は、約50名のスタッフが参加し、都内では渋谷、巣鴨、そして横浜、大阪で募金活動を展開。反応は大きく、特に渋谷では、約2時間で10万円近くという、予想をはるかに越える金額が集まった。5ヵ所で集まった募金、約28万3000円は、今後、現地NGO「OMAR」などを通じ、地雷撤去の基金として役立てられる。
TBS「ニュース23」にピースボートスタッフが出演
2月20日(水)、TBS『筑紫哲也NEWS23』に、ピースボートスタッフの櫛渕万里が出演、同日に鈴木宗男・田中真紀子両代議士を参考人招致して行われた、衆院予算委員会集中審議を傍聴しての感想などについて発言した。
この日の『NEWS23』には、ピースボートのほか、「セーブ・ザ・チルドレン」、「JANIC」、「A SEED JAPAN」、「シャンティ国際ボランティア会」、「日本民際交流センター」の5団体が出演。社民党の辻元清美議員をゲストに迎え、アフガン復興支援会議へのNGO参加拒否から続く一連の外務省問題についてのディスカッションを行った。櫛渕は、集中審議を傍聴しての感想を問われ、「問題の発端はNGOの会議出席拒否だったはずなのに、政と官のみによる、NGO不在の議論が続いていることにがっかりし、同時に日本社会の現実を見た気がした。外務省改革は大事だが、それだけで終わってはいけない」などと発言した。
|