「REMEMBERえひめ丸」集会に参加
昨年2月10日に起こった「えひめ丸事故」から一周年を迎えた15日(金)に東京・霞ヶ関の弁護士会館において、「REMEMBERえひめ丸」が開催され、ピースボートも実行委員会として参加した。この会は、弁護士の木村晋介さんらが呼びかけ人となって開催されたもので、平日にも関わらず約200名の参加があり、被害者救済や真相究明、そして再発防止のための報告やパネルディスカッションに熱心に聞き入る姿が多く見られた。
ピースボートでは、この事故を日本の市民が受けた「事件」として取り組み、今後の洋上の平和を求めるとともに、日米安保の枠組みにの中にある市民の安全のあり方にも言及していく。
ブッシュ米大統領へ京都議定書への署名などを求めるアピールを開始
2月17日、ピースボートは、来日中のブッシュ米大統領へ「京都議定書への即時署名」などを求めるアピールを行った。
NGO「気候ネットワーク」「地球の友ジャパン」などのメンバーもまじえた一行は、「京都議定書に署名せよ」などと書いたバナーを掲げ、東京・溜池山王駅から米国大使館へ向かってアピール行進。ピースボートからは、「アフガニスタンへの空爆停止」「核実験の中止」「北朝鮮、イラン、イラクへの『悪の枢軸』発言の撤回」など10項目を求める書面を米大使館へ提出した。
また、翌18日夕方には、新宿・アルタ前にて、ピースボートスタッフら約30名がふたたびアピールを実施。「NO WAR」などと書かれたバナーを掲げ、ダンスパフォーマンス、道ゆく人たちからブッシュ大統領及び小泉首相へのメッセージを募るなどのアピールを行った。
ピースボートスタッフがパレスチナでアラファト議長と会見
2月16日、パレスチナを訪れていたピースボートスタッフの吉岡達也が、ヨルダン川西岸ラマラにあるパレスチナ自治政府内閣府にて、アラファト議長と会談した。
ピースボートはこれまで数回にわたってイスラエル・パレスチナへ寄港し、ガザなどパレスチナ自治区を訪問、パレスチナの人々との交流プログラムを実施してきた。その中で、アラファト議長とも、すでに何度か会見を果たしている。今回、14日からパレスチナ入りした吉岡は、アラファト議長との会談の中で、ピースボートを通じて日本政府への働きかけを行う、ピースボートが主体となって日本にパレスチナ・インフォメーション・センターを設立するなどの提案を行った。
|