先日、米上下両院で「イラク攻撃容認決議」が採択され、英米両政府によるイラク空爆が秒読み段階となっている今、世界中ではこの武力行使に対してNOの声を上げる動きが強まり、イラク問題への対応が注目されています。しかし日本では反対の声を上げるどころか、この戦争を支持し協力しようとする日本政府の動きに対してさえ、何も行動を起こせていないのが現状です。ピースボートでは「国益」でなく「人益」を最優先するNGOの立場から、この空爆でイラク国民つまり民間人が犠牲となることが最大の問題であると考えています。そこでこの現状を市民に広く訴えるために、新宿アルタ前にて空爆反対の緊急アピールをおこないます。
当日は、イラク問題最大の原因の一つである「石油」の象徴としてドラム缶を立て、その上に、ブッシュ米大統領、ブレア英首相の格好をした人々が約2mの巨大ロケット模型を持って立ち、武力攻撃反対を訴えます。
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