ピースボートでは、イスラエル軍によるパレスチナ自治区への侵攻や「虐殺」行為に対して、さまざまな形で反対アピールを実施してきました。今年4月には、スタッフ6名による「平和人権監視団」を派遣し、現地調査を行いました。今回は、さらに詳しい状況を調査し、今後の支援活動につなげていくため、これまでのピースボートクルーズでもパレスチナでの交流プログラム作成などに関わってきた、伊地知亮(21)を派遣、その緊急記者会見を行います。
伊地知は6月30日からイスラエルに入国。エルサレム、パレスチナ自治区であるガザ地区、西岸地区のラマラやベツレヘム、そして「虐殺」疑惑のあるジェニンなどを訪問。軍事侵攻による被害や、人権侵害に関する調査をおこなっています。軍隊の包囲の下、「軍事封鎖地域」と指定され、外出禁止令が発令されているパレスチナ自治区は、パレスチナの人々だけでなく、外国人であってもいつ攻撃されてもおかしくない非常に危険な状況にあります。実際に伊地知自身も、ガザで狙撃されかけた他、検問所では衣服をすべて脱がされる、といった非常に厳しいチェックを受けたといいます。
こういった、パレスチナ自治区内のイスラエル軍の動きやそこに住む人々の状況について、現地で撮影した最新映像を交えて記者会見を行います。また、7月21日には、報告会も予定しております。
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