パレスチナ紛争の解決を訴えるために来日したイスラエル、パレスチナ双方の若者とともにピースボートが5月21日、緊急記者会見をおこないます。
企画主旨
今年に入ってから激しさを増した、イスラエル軍によるパレスチナ自治区への攻撃により、パレスチナでは幼い子どもを含むたくさんの一般市民がなくなっています。「虐殺」があったとも言われるジェニンでは、逃げ遅れた一般市民が戦車やブルドーザーで踏み潰されました。
そういったパレスチナの非常事態をアピールするために、イスラエルとパレスチナで平和活動をおこなう2人の若者の緊急来日が決まりました。
2人はピースボートスタッフとともに全国でミニコンサート&講演会のツアーをおこないます。現地からの現状報告や、「虐殺」疑惑のあるジェニンでの被害調査資金の協力を呼びかけます。パレスチナで今、何が起きているのか、私たちには何ができるのか、東京、大阪、沖縄、北海道などで講演会を開催。たくさんの人々に呼びかけます。
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来日ゲスト: |
ラミ・ナセルディン(25)エルサレム在住、パレスチナ人。
1977年エルサレム生まれ。NGO「パレスチナ・ビジョン」代表。「パレスチナ・ビジョン」は若者を中心としたNGOで、世界のメディアや市民にパレスチナの現状を訴える活動をおこなっている。また、イスラエルの不当な弾圧による絶望のため、自爆テロなどに走ってしまう若者たちに対し、平和教育をおこない、対話による平和の構築を目指している。今回のイスラエルによる侵攻を受けて「パレスチナ・ビジョン」では、ピースボートと協力してジェニンでの被害者調査活動をおこなう予定。
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ケレン・アサフ(21)テルアビブ在住、イスラエル人。
1980年エルサレム生まれ。イスラエルのNGO「ピースナウ」青年部の全国コーディネーターを務める傍ら、さまざまなNGOで活躍する平和運動家。また、良心的兵役拒否者として2年前に兵役を拒否。その後、兵役拒否者をサポートする運動「ニュー・プロファイル」をおこなっている。 |
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活動内容 |
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イスラエル・パレスチナの若者が緊急来日。日本全国で過酷な状況にあるパレスチナの現状を語り、紛争の平和的解決を訴えます。 |
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イスラエル軍による占領と殺戮を止めるために日本政府にアピールします。 |
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虐殺疑惑のあるジェニンにて被害者調査活動を行う資金集めをします。 |
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今回来日するラミとケレンの出会いと友情を描いた「イスラエル・パレスチナ平和への架け橋」が高文研から出版されました。 |
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記者会見詳細 |
日時: |
5月21日(火)14:00〜 |
場所: |
ピースボート東京事務局
(東京都新宿区高田馬場3-14-3-2F) |
会見出席者: |
ラミ・ナセルディン(パレスチナ人・NGO「パレスチナ・ビジョン」代表・24歳)
ケレン・アサフ(イスラエル人・良心的兵役拒否者・21歳)
高橋真樹(ピースボートスタッフ) |
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講演スケジュール
5月23日〜25日: |
沖縄(会場未定) |
5月26日: |
大阪・ハービスPLAZA4Fセミナールーム
17:00〜19:30 |
5月29日: |
北海道・北海道大学文系講義棟2F 8番教室
19:00〜21:00 |
6月1日: |
東京・労働スクウェア東京(ホール)
18:45〜21:00 |
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