カンボジアの地雷原に小学校が建った

98年からおこなっている、カンボジア地雷行動センター(CMAC)との共同プロジェクト「カンボジアから地雷をなくそう100円キャンペーン」は、首都プノンペンの北西部、プルサット県クラバン地区プレアラン村での地雷原の除去を進めていたが、このほど地雷除去が終了し、その土地に小学校を建設することが、CMACからの報告された。

タイ国境に近いプレアラン村は、プノンペンから北西に190キロ、かつてクメールルージュに支配されていた地域で、政府軍との攻防戦の最前線。この村には、150世帯およそ700人が住んでいますが、カンボジアでも最も深刻な地雷被害が報告される地域でもあり、早急の地雷除去と井戸、学校、道路、農業用地開発が提案されていた。

そこで、ピースボートでは集まった募金の一部(29,000ドル)を、この地域に使うことを提案。昨年の12月からはじまった地雷除去も終了し、現在は小学校の建設が進められている。

ピースボートでは、4月に完成する小学校の開校式にむけて、スタッフを派遣することを検討している。
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