ピースボートでは、バレンタイン作戦2002ということで、このキャンペーンに協賛してくださる企業を募集しています。今回のテーマは「地雷廃絶」です。以下がその企画ですので、目を通していただければと思います。
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■なぜ地雷なのか |
世界中にはおよそ1億2千万個という地雷が埋設されています。そのほとんどが20世紀に行われた、さまざまな戦争の負の遺産として、いまなお「20分に1人」の割合で被害は広がっています。
例えば、アフガニスタンでは、国土の8割が地雷原、子供たちは自由に走り回る土地さえ少ないのです。この状況を克服するべく、世界中のNGOが廃絶のためのキャンペーンを行っています。日本では坂本龍一氏が呼びかけ人となって行っている「地雷ゼロキャンペーン」や、ピースボートの「地雷をなくそう100円キャンペーン」などの運動が盛んです。地雷問題は、国内、外を問わず最も注目されている問題です。 |
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■あなたが買ったチョコレートが… |
世の中がバレンタインで盛り上がる瞬間も、カンボジアで、アフガニスタンで、地雷の被害は増えています。そんな人々を、ポケットのなかの100円玉一枚で応援することができます。これは、1平方メートルあたりの土地の地雷除去にかかるコストが、およそ100円というデーターに基づいています。つまり、バレンタイン作戦とは、「このチョコレートを買えば、アフガニスタン、カンボジアの1平方メートルの地雷が除去できます」というものです。これまでに、ピースボートでは同様のキャンペーンで、カンボジアの地雷原を安全な土地にして、学校を建設するプロジェクトを行ってきました。平和な社会の象徴でもある2月14日に、ただチョコレートを贈るのではなく、少しだけ「海の向こうの人々」のことを考えようという提案でもあります。 |
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■キャンペーンを行うことで |
このキャンペーンは、圧倒的に若者に支持されるという点で、斬新なイベントです。また、メディアに取り上げられやすいことから、テレビやラジオ、新聞などで、「この店に行ってチョコレートを買えば、それが地雷除去に一役買うことになる」という企業側には大きな宣伝になります。いまや、大企業ほど、単なる利潤追求型の経営ではなく、なんだかの社会貢献が望まれているものです。また、NGOと企業の協賛ということで、21世紀にふさわしい、新しい社会のビジョンを提案できる機会になると思います。 |
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■具体的に必要なものはチョコレート・場所・人 |
これまでの経験から、チョコレートはあまり高価なものではなく、300円から高くても500円くらいのものが適当です。そのチョコレートに100円分を上乗せしたものを、店頭価格として販売します。この際、店内ではなく、できれば街頭を使わせてもらえばと思います。ここでは、沢山の人々に目撃してもらうことが重要です。前回行った場合は、1日に150個以上の売り上げがありました。売り子はピースボート側で用意しても構いませんが、お金のやりとりが発生しますので、1人は企業側から出していただきたいと思います。以上がお願いする内容ですが、つまり「チョコレートを提供していただきたい」というのが一番の目的です。 |
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■NGOピースボートとは? |
国際交流の船旅を企画するNGOとして、1983年に発足以来、世界中の100を越える港を、1万5千人以上の人々と共に訪ねてきました。国と国の利害関係とはちがったつながりを目指し、寄港地でのホームスティや交流会、また船上には多数の講師の方を招き、地球大学という独自の平和教育のためのプログラムなどを作る活動を行っています。また、2000年度の国際ボランティア年に際し、国連ユネスコの公式プログラムとして、船上での国際会議なども開催しています。いかなる政治、宗教団体ともつながりをもたず、スポンサーとも無縁の自主管理運営を行っています。地雷問題は98年から積極的に取り組み、のべ10万人以上の方が、「地雷をなくそう100円キャンペーン」に協力。カンボジアには地雷原を安全な土地にして小学校を。アフガニスタンには同様にしてサッカー場を作ることを計画中。 |
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■集まったお金は直接アフガニスタンに |
ピースボートでは、現在アフガニスタンにサッカー場を作ろうというキャンペーンを行っています。今回のイベントで集まった資金は、アフガニスタン国内で地雷除去を行っている、「OMAR」にピースボートが直接届けます。また、顔の見える協力ということで、イベント時にはアフガニスタンの子供たちにむけた色紙を用意します。ここに協力者の方にメッセージをもらいたいと考えています。アフガニスタン行きは2月下旬を予定しており、広報を通じての後パブを可能です。 |
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このリリースへのお問い合わせは...
ピースボート東京事務局(Tel:03-3363-7561)担当:中原まで |
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