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●NO.98 12月27日号 |
先週のピースボート |
第35回クルーズが帰港、第36回クルーズ出航
12月23日、第35回ピースボート「地球一周の船旅」が、前日の神戸港帰港を経て、東京・晴海港へと帰港した。これは、今年9月に同じ晴海港から出航したクルーズで、初寄港となったリビアなど17の寄港地をめぐる約100日間の航程を終えて帰港したもの。日曜日ということもあり、晴海ターミナルには乗船者の家族など出迎えの人々が大勢駆けつけた。
そして、その翌々日、25日には、同じ客船オリビア号による第36回ピースボート「地球一周の船旅」が、ふたたび晴海港から出航した。こちらは、アフリカ、南米、南太平洋など南半球の国々を主に訪れる「南回り」クルーズ。全部で15カ国を訪問し、2002年3月31日に晴海港に帰港予定だ。
ワンデイ・ピースボートを開催
「一日だけでピースボートが体験できる」をキャッチフレーズにした、イベント『ワンデイ・ピースボート』が、12月24日に東京・晴海に接岸されている客船「オリビア」の船上で開催された。
これは、日頃はピースボートの長期のクルーズには参加できない人にも雰囲気を感じてもらおうというもので、ピースボールが主催するチャリティオークションや第32回クルーズの途上で撮影された映画『On
The Boat』の上映会などが行われた。
また、午後から開催された『STOP温暖化シンポジウム』には、多数の国会議員も参加し、フィジーやタヒチなどから招かれたゲストと熱い議論を交わした。
なお、この日の来訪者は1,200名を越え、これまでに実施されたピースボート主催のイベントとしては、最大規模のものになった。
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今後のピースボート |
国際奨学生の姿を描いた本を出版へ
ピースボートが世界中の紛争当事国から若者たちを招いて、ともに地球を巡ろうという「国際奨学生プログラム」を描いた本が出版されることが決まった。これは、今年5月から実施された第33回クルーズにおいてイスラエルとパレスチナから招かれた二人の若者の出会いを描いたもので、ピースボートスタッフの高橋真樹が執筆し、国際政治学者の高橋和夫さんに監修いただくことになった。本は、来春3月に高文研から出版される(売価など未定)。
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