PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.96 12月12日号
先週のピースボート
ピースボート乗船の国際奨学生らが旅行記を出版
 ピースボートにこれまで乗船した「国際奨学生」が、タイとバングラデシュでそれぞれ体験記を出版、話題を呼んでいる。
 執筆は、ともに第26回クルーズに「国際奨学生」として乗船した2人。タイ人のティダラット・ノイスワンさんによる『10の海〜10の海と6つの湾、そして2つの運河を抜けた旅』、バングラデシュ人のモニールさんによる『On the Journey Around The Would』の2册だ。それぞれタイ語、バングラデシュ語による著作で、地球一周の船旅でのさまざまな体験が描かれている。


今後のピースボート
ピースボートスタッフが三重県の平和集会で講演
 12月11日、三重県・津市内で開催される平和集会『永久に不戦を誓う日』にピースボートスタッフの櫛渕万里が出席する。
 これは、市民グループ『フォーラム平和・三重』が毎年12月8日の真珠湾攻撃の日に合わせて企画している平和集会。櫛渕はこれに講師として出席し、自衛隊の海外派遣決定など最近の情勢にもふれながら、ピースボートの活動と憲法9条についてなどのテーマでの講演を行う。

台湾で総統国策顧問らを招いての交流会を開催
 12月25日に東京を出航する第36回ピースボート「地球一周の船旅」では、12月29日に寄港する台湾で、陳水扁政権の総統国策顧問を務める陳少廷氏らを招いての交流会を開催することが決定した。
 台湾では、先日の立法委員(国会議員)選で、与党の民進党が大勝、第一党となったばかり。今後の情勢にもさらに注目が集まっている。今回の交流会は、ピースボートに水先案内人としても乗船予定の、台湾出身の政治学者、郭煥圭さんの協力によって実現したもの。東アジアにおける台湾の未来像や、日本や中国との関係についてなどのディスカッションを予定している。

東京・晴海で「ワンデイ・ピースボート」を開催
 12月24日、ピースボートは、東京・晴海に寄港中の客船オリビア号で、「ワンデイ・ピースボート」と題したイベントを開催する。
 前日、23日には、現在航行中の第35回ピースボートが晴海港に寄港。そして、翌日の25日にはふたたび第36回クルーズが出航するため、1日だけの寄港日となるこの日を利用して、「1日だけのピースボート」を開催しようというもの。
 当日は、NGO「地球の友ジャパン」との共催による、中村敦夫、辻元清美、河野太郎、原陽子ら各党の議員、さらに第35回クルーズにも乗船した、サモアやマーシャル諸島など南太平洋諸国のNGOメンバーが参加しての『STOP温暖化』シンポジウムが開催される。また、Jリーガーらから提供を受けたサイン入りユニフォームなどのグッズが出品されるチャリティー・オークション、今春のクルーズ洋上で撮影された映画上映、前日に帰港したばかりの第35回クルーズ参加者らによるミュージカルの上演なども予定している。
 オリビア号への入場は無料で、船内の見学もできる(一部のイベントのみ参加費が必要)。事前予約が必要。問い合わせはピースボート東京事務局(TEL:03-3363-7561)まで。

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