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●NO.73 3月28日号 |
先週のピースボート |
渋谷で『「新しい歴史教科書」なんて、いらない!』日韓同時ピースマーチを開催
3月24日(土)、東京・渋谷で、「『新しい歴史教科書』なんて、いらない!」と題した「ピースマーチ」が開催された。
これは、現在文部科学省で検討中の、「新しい歴史教科書をつくる会」が主導して執筆した中学校歴史教科書に対する反対行動としてピースボートが企画したもの。約150人が集まり、アオザイ、チャイナドレスなどの民族衣装に身を包んだメンバーによるダンスパフォーマンスなどを交えながら、約1時間半で渋谷駅周辺を一周、「つくる会」による教科書への反対をアピールした。
この日は、韓国・ソウルにあるパゴダ公園でも、同様の趣旨による市民集会が開催され、「日韓同時開催」集会となった。また、日本の新聞などでも報道されたほか、韓国、中国などのメディアでも大きく取り扱われた。
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今後のピースボート |
ボスニア出身のジャーナリストが講演会を実施
3月30日(金)、ボスニア出身のジャーナリスト、ヤスナ・バスティッチさんによる講演会『緊迫のバルカン情勢〜コソボとマケドニアで何が起こっているのか〜』が、東京・高田馬場のピースボート事務局にて開催される。
バスティッチさんは、旧ユーゴスラビア・ボスニアのサラエボ出身で、現在はスイス在住のジャーナリスト。セルビア軍によるサラエボ包囲から単身脱出、その後もテレビなどで旧ユーゴ問題についての報道を続けてきた。ピースボートには水先案内人として何度も乗船するほか、コソボなどを訪れるツアーのコーディネートも担当している。今回の講座では、現在コソボのアルバニア人武装勢力による攻撃が伝えられるマケドニアの情勢について解説する。
講演会『緊迫のバルカン情勢〜コソボとマケドニアで何が起こっているのか〜』
日時:3月30日 19:00〜21:00
場所: ピースボート東京事務局(高田馬場駅より徒歩7分)
参加費:無料
お問い合わせ:ピースボート東京事務局
(TEL:03-3363-7561、E-mail:tokyo@peaceboat.gr.jp、担当:高橋)
エリトリア難民キャンプ視察のメンバーが報告会を開催
4月1日、東京・高田馬場のピースボート事務局にて、先日アフリカ・エリトリアから帰国したばかりのピースボートUPA援助チームのメンバーによる報告会『エリトリアは今…』が開催される。
クルーズで訪れる各地に援助物資を届けるという活動を続けてきたUPA援助チームでは、今年2月から3月にかけて、エリトリアへスタッフを派遣。今後の援助活動に向けて、難民キャンプの視察や受け入れ団体との打ち合わせなどを行った。今回の報告会は、このスタッフらによるもので、現地で撮影した写真や映像などもまじえ、エチオピアとの国境紛争終結からまもなく1年を迎えるエリトリアの現状を報告する。
報告会『エリトリアは今…』
日時:4月1日(日) 16:00〜
場所:ピースボート東京事務局(高田馬場駅より徒歩7分)
参加費:無料
お問い合わせ:ピースボート東京事務局
(TEL:03-3363-7561、E-mail:aid@peaceboat.gr.jp、担当:志村)
シリーズセミナー『グローバル・スタンダードから見た日本』を開催
ピースボートは、4月6日から4回にわたり、『グローバル・スタンダードから見た日本』と題した連続セミナーを開催する。
これは、在日外国人の権利問題、外務省の機密費問題など、日本で話題になっている問題について、国内の問題としてだけ考えるのではなく、国際社会とのかかわりを探ったり、諸外国と比較したりする中で考えていこうというもの。現在、以下のテーマでの開催を予定している。問い合わせはピースボート事務局(TEL:03-3363-7561、E-mail:univ@peaceboat.gr.jp、担当:野平)まで。
ピースボートシリーズセミナー『グローバル・スタンダードから見た日本』
*いずれも中野サンプラザにて。参加費500円。
第1回 4月6日(金)18:30〜21:00
『日本のフジモリびいきとその責任』 講師:大串和雄(東京大学法学部教授)
第2回 4月13日(金)18:30〜21:00
『国益って何?〜外務省機密費問題から考える』 講師:河辺一郎(国連研究者)
第3回 4月20日(金)18:30〜21:00
『国際社会から見た在日外国人の権利』 講師:金敬得(弁護士)
第4回 4月27日(金)18-30〜21:00
『「和解」のグローバリゼーション』 講師:高橋哲哉(東京大学助教授)
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