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●NO.66 1月30日号 |
先週のピースボート |
第32回ピースボート「地球一周の船旅」出航
1月16日の正午、第32回ピースボート「地球一周クルーズ」が、東京・晴海港より出航した。93日間で、アジア、アフリカ、南米、南太平洋をめぐり、4月18日に同じ晴海港に帰港する。
今クルーズには『白痴』などの作品で知られる映画プロデューサーである古澤敏文氏が同行。3ヶ月間の船旅を舞台としてロードムービーを制作する「映画プロジェクト」が進行している。制作した映画は帰国後、今年の秋に劇場公開される予定となっている。
さらに、今回も船の積載スペースには、2月15日に寄港する南アフリカをはじめ各寄港地へ届けるための自転車、パソコン、文房具など、多くの援助物資が積み込まれた。各寄港地の受け入れ団体などを通じて、現地の人々へと届けられる予定だ。
船内や寄港地の様子については、ピースボートのホームページに最新情報が掲載される(毎日更新)。
http://www.peaceboat.org/cruise/32nd/
フジモリ元大統領の即時帰国を求めるキャンペーンを開始
1月16日、その前日に帰国した第31回ピースボート参加者有志を中心とする約40名のメンバーが、東京都内にある作家・曽野綾子さん宅を訪問、現在そこに滞在しているというフジモリ元ペルー大統領の即時帰国を求める手紙を投函した。
これは、31回クルーズでのペルー訪問時、多くの人たちから聞いた「フジモリは帰国して、国民の前で真実を語るべきだ」という声を受けて立ち上がったプロジェクト「ピースボート・ペルー2001キャンペーン」の第一弾。本来の目的は、フジモリ氏に日本からの帰国チケットを渡そうということだったが、当日は警備が厳しく、さらに「今日は(この家には)誰もいない」ということで、果たせなかった。そこで、31回クルーズにも乗船した日系ペルー人3世のマレリー・ミズアライさん(21)が、フジモリ氏への手紙を郵便受けに投函。「即時帰国」を訴えた。
さらに、キャンペーンの一環として、この日夕方には、東京・新宿で、「フジモリ元大統領帰国」をアピールするダンスパフォーマンスを実施した。
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今後のピースボート |
シンポジウム『熱き心で超えよ!国境』を開催
1月16日、その前日に帰国した第31回ピースボート参加者有志を中心とする約40名のメンバーが、東京都内にある作家・曽野綾子さん宅を訪問、現在そこに滞在しているというフジモリ元ペルー大統領の即時帰国を求める手紙を投函した。
これは、31回クルーズでのペルー訪問時、多くの人たちから聞いた「フジモリは帰国して、国民の前で真実を語るべきだ」という声を受けて立ち上がったプロジェクト「ピースボート・ペルー2001キャンペーン」の第一弾。本来の目的は、フジモリ氏に日本からの帰国チケットを渡そうということだったが、当日は警備が厳しく、さらに「今日は(この家には)誰もいない」ということで、果たせなかった。そこで、31回クルーズにも乗船した日系ペルー人3世のマレリー・ミズアライさん(21)が、フジモリ氏への手紙を郵便受けに投函。「即時帰国」を訴えた。
さらに、キャンペーンの一環として、この日夕方には、東京・新宿で、「フジモリ元大統領帰国」をアピールするダンスパフォーマンスを実施した。
講演会『イスラエル・パレスチナのゆくえ』を開催
2月10日(土)、東京・高田馬場にて、フォトジャーナリスト広河隆一さんを講師に迎えての講演会『イスラエル・パレスチナのゆくえ〜紛争の現場から〜』を開催する。
広河さんは、20年以上にわたってイスラエル・パレスチナ問題を追いかけてきたジャーナリスト。当日は、今年1月に現地を訪れた際の映像もまじえながら、ふたたび状況悪化が続く中東和平の行方について解説していただく。
◆ ピースボート特別講演会『イスラエル・パレスチナのゆくえ〜紛争の現場から〜』
講師:広河隆一(フォトジャーナリスト)
日時:2001年2月10日(土) 18:00〜20:00
会場:シチズンプラザ セミナールームA(JR高田馬場駅徒歩10分)
参加費:500円
問い合わせ:ピースボート東京事務局
(TEL:03-3363-7561、E-mail:univ@peaceboat.gr.jp、担当:高橋、チョウ)
エリトリア調査団派遣を決定 難民キャンプ訪問も
ピースボートスタッフの志村洋一(22)ら約12名が、2月20日からアフリカ・エリトリアを訪問、難民キャンプをはじめとする現地の状況調査を行うことが決定した。
ピースボートは、1995年から6回にわたってエリトリアを訪問。衣類、スポーツ用品などの援助物資を船に積み込んで届けてきている。1999年に隣国エチオピアとの国境紛争が再燃(2000年6月に停戦合意)して以降は、これにより家を追われて難民となった人々への援助活動が中心となっていた。
2001年6月にも、第33回ピースボート「地球一周クルーズ」の中でエリトリアへの寄港を予定しており、今回の訪問では、難民キャンプ、現地NGOなどを視察し、寄港時に向けての援助物資の需要などを調査予定。帰国後は、この調査を受けての援助物資収集の呼びかけを開始するほか、全国の小中学校などで、現地で撮影した映像などをまじえてエリトリアの現状を伝える「エリトリア教室」の開催も検討している。
南アフリカで「原爆展」開催 ピースボートが写真パネルを提供
「世界で最初に核廃絶を達成した国」南アフリカ共和国で、核被害を訴える写真展示会が開催されることが決定、これに向けてピースボートは、かねてから所蔵の写真パネルを提供することになった。
この写真展開催は、南アフリカのテレビ局やピースボートスタッフなどの提案を受け、南ア各地の州政府などの受け入れで実現するもの。ピースボートは1995年から、ヒロシマ・ナガサキ、チェルノブイリ、マーシャル諸島などでの核被害の様子を捉えた写真パネルの展示を世界各地で行ってきており、今回はそのパネルの複製を寄贈する形となる。提供するパネルはすでに現在航行中の第32回ピースボート・オリビア号に積み込まれており、2月15日に船が南アフリカを出航したあと、寄港地であるケープタウンのほか、ダーバン、ヨハネスブルグなど各地で展示される予定。
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