ピースボート参加者600人
スエズ運河にて米国空母セオドア・ルーズベルトと遭遇
横断幕で反戦のメッセージ


スエズ運河にて空母と遭遇 数々のジェット機が見える

第35回ピースボート地球一周クルーズで紅海を航行中のオリビア号からの情報によると、ピースボートはスエズ運河にて米空母セオドア・ルーズベルト号と遭遇しました。オリビア号がエリトリアを出航後、次なる港であるギリシアに向かってスエズ運河を北上中の出来事でした。

現地時間で10月13日の10時45分(日本時間4時45分)、オリビア号は一艘の米国の駆逐艦に続き、米空母セオドア・ルーズベルト号と遭遇。同空母は15ノット程度のスピードでオリビア号とすれ違い、船上からは数分間にわたって同空母の様子を確認できました。また同じ時刻に頭上を2機のジェット機(艦載機)が飛行していました。

これを受けてピースボートでは、緊急のアピールとともに、デッキに10メートルx15メートルの段幕を掲げ、「NO WAR」とメッセージを書き反戦を訴えました。また、小泉純一郎首相とブッシュ米国大統領にあてた緊急声明を発表しました。

なお、ルーズベルト号との遭遇は90年の湾岸戦争時につづいて2回目で、この際はピースボートはじめての地球一周クルーズでイエメン共和国のアデンを出航しエジプトへ向かう途中のオマーン沖合のアラビア海での遭遇でした。

現在オリビア号は予定通りギリシアのピレウス港に向け航行中。入港時には緊急記者会見とともに、米国大使館、日本領事館にも申し入れを予定しております。
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