記者会見のお知らせ
イスラエル・パレスチナの若者が共同抗議声明を発表
−イスラエルの「オリエント・ハウス」占拠に反対−


イスラエル・パレスチナから2人の若者が、共同で記者会見を行い、イスラエルによる「オリエント・ハウス」占拠への抗議声明を発表します。彼らは、国際交流団体ピースボートの主催する第35回クルーズに国際奨学生として乗船するため、9月7日に来日します。現在、イスラエル政府のパレスチナに対する政策には、国際的非難が集まり、ダーバンで開催中の「人種差別に反対する世界会議」においても大きく取り扱われています。今回発表する声明は、8月10日から続いている、イスラエル警察によるPLO本部「オリエント・ハウス」への占拠へ反対の意志を示すものです。

記者会見概要
日時:2001年9月9日(日) 午前9時30分〜11時(受付:9時〜)
場所:晴美客船ターミナル(受付:2Fプレスカウンター)
記者会見参加 国際奨学生プロフィール
オフィール・フュールスタイン(男性、イスラエル、21歳)
男女とも兵役が義務づけられている、世界有数の軍事国家イスラエルにおいて、良心的兵役忌避者として戦争に参加することを拒んでいる。イスラエル占領地における人権情報センターに勤務。パレスチナとの和平推進派。
リナ・R・ザラティモ(女性、パレスチナ、24歳)
人権問題に強い関心を抱いており、現在は弁護士になるためトレーニング中。占領地にて、パレスチナ人が日々経験している人権侵害について報告する。

※今記者会見には、マケドニアからの国際奨学生、マーティン・ペトコフスキーも参加します。
※ご参加いただける場合、事前に書き担当までご連絡いただけますようお願いいたします。

ピースボート(東京都新宿区、吉岡達也共同代表)は、世界各地を船で訪問し、平和、人権、持続可能な発展を訴える非政府組織です。今クルーズにて行われる平和教育奨学生プログラムのために、紛争地域において市民社会活動を展開する若い活動家6名を選抜しました。バルカン地域からあと3人の奨学生が、シンガポールにて同船に乗船します。奨学生は、ピースボート第35回クルーズ上にて、平和教育および紛争解決のためのプログラム、「地球大学」に参加します。同クルーズのスケジュールの詳細は当ホームページにて公開中です。

このリリースに関するお問い合わせは...
ピースボート国際部(Tel:03-3363-8047)
担当:ハナ・ヨンゲピアーまたは小野倫子まで
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