ムトゥワパ村に学校をつくろう
 ピースボートも寄港するケニア南部の港町モンバサから、北に約20kmほどにムトゥワパ村はあります。村では30年ほど前から観光業が盛んになり、外国人相手の商店が増えるいっぽうで物価が上昇。急激な環境の変化により、村の一部がスラム化し、貧しい人々はそこでの生活を余儀なくされています。
map 失業率も高く、犯罪も少なくないこの村では、最低限の生活も子どもたちへの教育も保証されていません。こうした状況下で、2002年に生まれたのが「アガペ保育所」です。両親を亡くした子どもたちや、貧困の中にある子どもたちなど、現在は4歳から13歳の約80人が通っています。

 しかし、保育所を「卒業」した子どもたちの進路は非常に困難です。経済的な事情などから進学は難しく、またケニアでは、学歴がなければ、必要な収入の得られる安定した仕事に就ける可能性はたいへん低くなります。子どもたちは、生活のために売春や窃盗などの道を選ばざるを得ないケースもあるといいます。

 そこでピースボートでは、アガペ保育所と共同で子どもたちが職業訓練のできる、新校舎を建設する基金を募集します。集まったお金は、校舎建設費、子どもたちへの学用品、食糧支援などに使います。ぜひご協力ください。
「ケニア・ムトゥワパ村に学校をつくろう」キャンペーンにご協力下さい

 郵便振替口座 00180−6−705651
   口座名:ピースボートUPA ※通信欄に「ケニア・学校プロジェクト」とご記入ください
 ゆうちょ銀行 ゼロイチキユウ店(019店) 当座0705651
   ピースボートUPA ※振込依頼人名の前に「ケニア」とご入力ください

アガペ保育所の屋根が完成しました――プロジェクト途中経過
 '09年8月時点で、当プロジェクトには50万以上の募金が集まりました。うち、20万8220円(約2千ドル)を、第一次募金として現地へ送金し、アガペ保育所に屋根が完成しました。
 残る約30万円と今後の募金は、現地から要請を受けている、大工道具や職業訓練用のミシンなどの購入費とする予定です。募金は引き続き行っておりますので、ご協力をお願いいたします。
アガペ保育所の屋根が完成 屋内から撮影したもの

'09年9月にムトゥワパ村を訪問します
 ピースボートは、第67回ピースボート「地球一周の船旅」('09年8月26日横浜出航)のケニア寄港時に、ムトゥワパ村を訪問。ムガペ保育所の子どもたちとの交流や、新校舎のオープンセレモニーなどを予定しています。
 また、新校舎の壁に子どもたちと一緒に絵を描く計画も。ムトゥワパ村に行ってみたい、学校のオープンに携わりたい、という方も大歓迎です。(写真:'06年8月、ピースボートがムトゥワパ村を訪問)

このキャンペーンへのお問い合わせは...
ピースボートセンターとうきょう(担当:上島)
Tel:03-3362-6307/Fax:03-3362-6309(10:00-19:00・日祝定休)
ウェブサイトからのお問い合せはこちら