イベントでは、鈴木菜央さんが発起人の一人となって始めた「せんきょCAMP」の仕組みを紹介。
また、聞き手のピースボートスタッフ小野寺愛は、自身の5歳の娘に「選挙ってなに?」と聞かれて5歳でも分かるように苦心しながら説明したエピソードから、未来世代優先の政策をどうつくっていけるでしょうか?と会場に投げかけました。
鈴木菜央さんが「その空気を解決するために、『他人ごと』な政治や社会づくりを『自分ごと』にしていくためのオープンな対話の場としてせんきょCAMPを考えたんです」と場をつくる重要性を伝えていました。
その後は、実際にせんきょCAMPをやってみよう!と普段せんきょCAMPで行っているワークショップの時間を設けました。
今回のテーマは3つ。
「なんで今日参加したの?」
「こうなったらいいな、と思う社会は?」
「そのためには何が変わればいいと思う?」
これらのテーマを3人1グループに分かれて話し合いました。40人ほどの参加された方の中には、19歳でまだ選挙権がない方や、韓国からの留学生の方も。
会場からは、せんきょCAMPのワークショップを通して「選挙と政治、まだよくわからないけど、こうした場があることは楽しいし貴重」という感想が上がっていました。
最後に「ここから、今度はこのイベントに参加した人自身がせんきょCAMPを開催して広げていきましょう」と鈴木さんが呼びかけると、「やってみたい!」と手を挙げる人たちも多く見られました。(室井舞花)