ECUADOR

  赤道直下・キトへ
エクアドルの海軍学校


赤道直下・キトへ
船はグアヤキルにつきましたが、私はOPでキト(赤道が通っている街)へ行くコースを取っていたので、エクアドルの街はバスの中からしか見ることはできませんでした。キトでは赤道記念館とその周辺を散策した後、中心街の方へ移動し、いくつか寺院を見て回りました。自由行動の時間もわずかではありましたがあったので、お店を見て少し買い物をしながら現地の雰囲気を楽しみました。
グアヤキルからキトへの移動は往復との飛行機を利用したのですが、驚いたのは空港のロビーに1.5リットルのペットボトルが何本も置いてあって、自由に飲めるようになっていることです。これはとってもうれしいサービスでした。エクアドルのバスは揺れすぎるくらい揺れる。それも縦揺れで、座っていると体が押し上げられ、また元に戻る。それが5分に一回くらいはあるので、とても大変でしたが楽しかったです。(窪田 美沙)

エクアドルの海軍学校
海軍学校では校長先生をはじめ、全校生徒が歓迎をしてくれた。白い制服に身を包んだかわいい小学生から高校生の男の子が真っ白な歯を見せて微笑みかける。ジャニーズ大好きな私にとってはまさに[天国]。不謹慎ながらこのオプションにしてよかったと心から思った瞬間である。チアガール・組み体操の演技披露、図画工作、技術作品の展示などを見せてもらいながら、心はすでに父兄参観。みんな一生懸命がんばっているんだねと微笑ましくなる。校内を歩いているだけでも、私たち日本人は人気者。握手を求められたり、話しかけられたり。でも、悲しいかなスペイン語がまったくダメな私。言葉が壁となってコミュニケーションがうまくいかない。それでも、みんなニコニコと元気がいい。みんなのパワーをもらって、こちらまで元気になってくる。バレーやバスケでスポーツ交流したあとは学食でお昼ごはん。小学生のみんなが合唱や楽器演奏をしてくれる。とてもかわいくって、楽しくって食事をするのを忘れて聞き入ってしまった。
学校にお別れをした後は、海軍基地訪問の予定であったが、軍艦が出動するため、基地内が立ち入り禁止になり中止となった。そのとき改めてエクアドルの実情を思い知らされた。私が手を握った何人かは将来その手に銃をにぎる運命にあるのだ。国同士、民族同士がお互いに認め合い、和解する日が一日も早く来てほしい。本当に、本当にあの子達の行く末が健やかでありますように。(黒柳 博美)


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