life onboard
『バレッタ(マルタ共和国)寄港』
11月8日(土)

 モナリザ号は、マルタ共和国・バレッタ港に寄港しました。写真は入港時に撮影したもの。世界遺産にも登録された、中世の街並みが迎えてくれました。

 まず訪れたのは、「モスタドーム」と呼ばれる教会です。ドーム型の教会としては世界で4番目に大きなものなんだそう。

 このモスタは、「奇跡のエピソード」で知られる場所でもあるんです。
 第二次大戦中、ドイツ軍が落とした爆弾がこのモスタに落ちたものの、奇跡的にも不発弾となり、礼拝中の300名の人々は全員無事だったそう。教会内には、その爆弾のレプリカが当時のエピソードと共に展示されていました。

 モスタを後にし「クラフトビレッジ」へ。ここは、手工芸品を扱うお土産屋さんが一つの村をつくったかのような場所。マルタと言えば、カラフルなガラス細工が有名ですが、もちろんその工場もここに。目の前で美しいガラス細工が生まれる光景に、思わずうっとり。

 こちらは、かつてマルタの首都だった「イムディーナ」という街。現在は、人口300人ほどの小さな町で、「サイレントシティー」とも呼ばれるそう。

 迷路のように入り組んだイムディーナの旧市街。まるで中世にタイムスリップしたかのよう。

 こちらはイムディーナの教会。ハチミツ色の建物に刻まれた、壮麗なモチーフの美しさは、思わずため息が出るほど。

 街を一望する展望台へ。眼下にひろがる、世界遺産の街並みは息をのむほどの美しさ。

 そして「青の洞窟」へ。写真は、洞窟の横で撮ったものですが、ここから見る海のキレイなこと。

 こちらが青の洞窟。イタリアのものが有名ですが、マルタのものも、負けず劣らず美しかったですよ。

 最後に訪れたのは、マルタ最大の漁村「マルサシュロック」。見どころは何と言っても、このカラフルな船!停泊中のものでさえ、こんなにも魅力的なのですが、漁を終え、船団が帰港する景色はほんとうに素晴らしいものなんだそう。

 マルサシュロックの街並み。漁村として有名な場所ですが、街並みの美しさも、他のマルタの都市に引けを取りません。

 最後にオマケの1枚。これはマルタの路線バスなんです。独特の「顔つき」と丸いフォルムが人気で、映画『となりのトトロ』に登場する「ねこバス」のモデルと言われているそう。確かに、よーく見ると、ねこバス風ですよね。