life onboard
『パナマ運河通過』
8月2日(土)

 クリッパー・パシフィック号は、旅のハイライトの一つ、パナマ運河へと進みます。
 この日を楽しみにしていた、という方も多く、デッキにはご覧のように人、人、人…。

 「船が階段を昇る」なんて表現されるこの運河。船は最初の閘門にへとさしかかりました。

 閘門の直前まで船が進むと、後ろの門が閉まりります。閘門と閘門の間の「プール」に海水を入れると船体が上がり、隣のプールと同じ水位になったところで閘門がオープン!
 この動作を繰り返しながら、船は人工湖・ガトゥン湖へ。

 船尾側から見るとこんな感じ。後ろの門が閉まると、だんだんと水位が上がっていって…。

 この小さな2隻の船は、本船のパイロットとなってくれるもの。前の閘門が開いたら、後ろからこの船がぐーっと押してくれるんです。

 だいぶ水位があがってきましたね。ちなみに、写真奥の方に見えるのは、本船の次に運河を通航している船。こんな風に、順番に並んで運河を抜けていくんですよ。