life onboard
『クサダシ(トルコ)寄港』
6月13日(金)・14日(土)

 クリッパー・パシフィック号はトルコ・クサダシ港に寄港しました。クサダシは、美しい街並みが広がる、トルコでも随一のリゾート港。高台からのこの1枚、本当にキレイ。

 街並みのみならず、海の美しさもやはりトルコ随一。岸壁沿いに広がるサンゴ礁がわかるでしょうか?間近で見ると、泳ぐ魚が透けて見えるほど、透明度が高いんですよ。

 クサダシは、トルコが誇る数々の遺跡群へのアクセスも抜群の土地。写真は、ローマ時代に建てられたというエフェソス遺跡からの1枚です。ここは図書館だったと言われる場所で、当時は1万冊以上の蔵書を誇っていたとか。他にも、大きな劇場などの遺跡を見ることができました。

 トルコと言えばトルコ絨毯も欠かせません。こちらは絨毯工場へオジャマした際の写真です。工場を案内してくれたガイドさん曰く「トルコ絨毯は、ただの敷物ではなく『骨董品』」なんだそう。中には、4人がかりで丸4年かけて作り上げた、なんていう素晴らしい一品も!(※もちろんお値段も素晴らしいものでした)

 「骨董品」と胸をはるのも当然、シルクで作られたものや、染色しないそのままの羊毛を使ったものなどもあるそう。でも、写真のように、ひとつひとつ、職人さんたちによって作られている現場を見ると、その希少性や高価さもうかがえます。

 トルコの「食文化」も欠かせないトピックのひとつ。…というのも、トルコ料理は「世界3大料理」のひとつに数えられるほど、国際的にも高い評価を得ているんです。写真は街にたつケバブ屋さん。大きなお肉を豪快に炙るのが特長です。このお肉をそぎ切りにし、野菜と一緒にナンに包めばケバブサンドの完成!言うまでもなく、サイコーに美味しかったです!

 港のそばでは、船のすぐわきで釣りを楽しむ人の姿が。こんなトコロで釣れるのかな?と声をかけてみると、さすが美しい海をもつだけあって、けっこう釣れるとか。「一緒にどうだい?」なんてウレシイお誘いも。

 最後はクサダシの夜景から。暗闇に浮かび上がるクサダシの街並みと船の灯りは、まるで宝石箱のような美しさです。