life onboard
『プエルトケツァル(グアテマラ)寄港』
8月23日(木)、24日(金)

 トパーズ号は、中米・グアテマラのプエルトケツァルに寄港しました。船を降り、まず目に入ったのが色鮮やかな民芸品のお店。グアテマラ先住民族のシンボルとも言える「レインボーカラー」が本当にキレイ!

 世界遺産、アンティグア・グアテマラにて。写真はサンタ・クララ修道院です。かつてはグアテマラの首都だったという町。ひとつひとつの建物に、さまざまな歴史があり、タイヘン興味深い町です。

 こちらは「中米最大」とも言われるスラム街にある小学校での交流会の様子。この小学校は、貧しい人々のために作られたもので、授業料は年間7ドル。しかし、その授業料を払うことの出来ない家庭も少なくないと言います。元気いっぱいの子どもたちの笑顔とともに、グアテマラの現実に触れる時間にもなりました。

 小学校の壁には大きな世界地図が。もちろん、グアテマラが中心に描かれたもので、私たちが普段よく見ている世界地図とはちょっと異なります。

 うって変わって、こちらはマヤ文明最大の遺跡・ティカルです。密林に点在するいくつものピラミッドには、当時の技術力や、マヤの人々が有していた文化に思いを馳せずにはいられません。

 ティカル遺跡への往復にはチャーター機を使います。見て下さい、この見事な雲海!! 離着陸の際にはグアテマラの街並みもキレイに見えました。

 最後は、洋上の平和教育プログラム「地球大学」のエクスポージャーツアーから。ツアーでは、グアテマラの先住民族が暮らす、サンタイネスという地区を訪れました。ここは、有機栽培による自給自足の生活が営まれている場所。農園の運営などを見学させてもらったり、交流会を行ったり――心に残るプログラムになったようです。
前のレポート58回クルーズレポートトップへ次のレポート