life onboard
『アカフトラ(エルサルバドル)寄港』
5月7日(月)、8日(火)

 トパーズ号は、エルサルバドルの港町・アカフトラに入港しました。まずは街中へと向かうと、道路の両脇にはご覧のようにぎっしりと、お店が並びます。

 衣料品やお土産物もたくさんありましたが、一番目を惹いたのは、道ばたで売られていた、とにかく美味しそうな野菜や果物たち!

 あんまり美味しそうだったので、もぅ1枚。道ばたで土がついたまま売っている野菜って、どうしてこんなにも美味しそうに見えるんでしょう??

 アカフトラの街から足を伸ばし、こちらは、首都・サンサルバドル近くにあるホヤデ・セレンの古代遺跡です。1976年に偶然発見された、マヤ前期に作られたとされる村落跡で、保存状態も良く、たいへん貴重なものなんだそう。

 ホヤデ・セレン遺跡からの出土品の数々がこちら。日干しレンガで作られた台所や寝室、作業場らしき場所、そして農作業などに使われたであろう道具が展示されていました。

 ホヤデ・セレン遺跡のほど近くに残るこちらは、サン・アンドレス遺跡。歴史はホヤデ・セレン遺跡よりぐっと古く、1019年に発見されたものです。しかし、発見の歴史は古いものの、発掘作業は依然続いており、現時点では、マヤ文化を起源としていることが判明しているだけで、誰が何のために築いたものかはわかっていないそう。この遺跡がどんな物語を抱いているのか、解明される日が楽しみでなりません。
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