第46回ピースボート地球一周クルーズ寄港地インフォメーション
map シンガポール
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中国語 公用語は北京語
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-1時間
--解説--
photo 19世紀、イギリス東インド会社の中国との貿易中継地としてイギリスの植民地下に。第二次世界大戦中は日本の支配下におかれ、「昭南島」と改名された。戦後イギリスの直轄植民地となり、1963年、マラヤ、ボルネオなどとともに「マレーシア連邦」として独立。しかし、連邦政府はマレー人優遇政策をとり、華僑の多いシンガポールはこれと対立を深める。
 65年、連邦を脱退し、シンガポール共和国として独立。リ・クワン・ユー首相が進めた積極的な海外企業誘致、金融市場の育成などにより、「奇跡」ともいわれる経済成長をとげた。「ゴミひとつない」ほどに整備された街並みと、それを実現している「管理国家」ぶりも有名だ。

[寄港地担当者より]
 シンガポールといえば、イメージされるのは高層ビルが立ち並ぶガーデンシティ。その「整い」すぎた様相に、実のところ、あんまり「オモシロそう」って期待している人も、少ないのではないでしょうか?
 でも、ビルの谷間から見える色鮮やかなヒンズー教寺院、買い食いも楽しいアラブストリートやインド人街…。そのつもりで見てみれば、実は意外に「人間くさい」都市じゃないかとも思います。その自然な「多民族共生」ぶりからは、学び取ることも多いはず。短い滞在ですが、良いところも悪いところもひっくるめて、「シンガポール」を体験してみてください。
(山本隆)

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