第46回ピースボート地球一周クルーズ寄港地インフォメーション
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アラビア語
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-7時間(5/1〜9/30はサマータイムとなり、-6時間)
--解説--
photo 紀元前にナイル川を中心とした古代文明が栄え、いくつもの王国が盛衰を繰り返したあと、7世紀のアラブ侵攻によりイスラム化。フランスの侵攻、オスマントルコの支配などを経て、第一次世界大戦後にイギリス保護領となる。
 1922年にはエジプト王国として「独立」するが、実質上のイギリス支配は変わらず続いた。1952年のエジプト革命で共和国となり、アラブ国家の一員としてイスラエルと対立。
 中東戦争に参戦するが、のちに他のアラブ諸国に先駆けてイスラエルとの和平条約に調印した。このため、一次はアラブ社会での孤立を招くが、現在はアラブ連盟にも復帰し、欧米とアラブ諸国とのパイプ役ともなっている。

[寄港地担当者より]
 エジプトのピラミッドは、なんと2000年以上の歴史を持つ「世界最古の観光地」なのだそうです。紀元前の昔から、ピラミッドを見るために遠くからやってきていた人たちがいた、というわけです。
 そのころのようすをそのままにとどめる遺跡群に対し、エジプトの首都となったカイロの街は、人口1000万人を超える大都会に成長しました。悠久のナイルも喧騒に包まれ、いまや「ナイルを見ながら静寂に浸りたければ、早朝に行くしかない」と言われるほど。でも、そんな喧しさも含めてこその「エジプト」体験です。にぎやかな市場を歩いて、アラブ商人との値切り交渉も存分に楽しんでください。
(井上誠)

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