15世紀にスペイン人コロンブスがヨーロッパ人としてはじめてジャマイカに上陸。これによりスペインによる植民化がはじまった。先住民族の人々は、疫病や奴隷労働により滅亡。現在のジャマイカ国民の大半は、スペイン人がアフリカから「輸入」した黒人奴隷たちの血をひく人々だという。
17世紀から英国支配下に入り、第二次世界大戦後の1962年、カリブ海の英植民地として初めて独立を達成。しかし、二大政党の対立などにより政権は混乱。1989年からようやく長期政権が成立している。
日本では、ボブ・マーリーを生んだ「レゲエの国」、そしてカリブ海に面した「リゾートの国」としてのイメージが強い。今回入港するモンテゴベイも、ジャマイカを代表するリゾートタウンだ。 |