第46回ピースボート地球一周クルーズ寄港地インフォメーション
map 基隆
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台湾語、中国語 (日本で北京語といわれているもの)
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--解説--
photo オランダの植民地支配、漢民族による統一の時代を経て、1681年、中国全土を統一した清王朝の支配下に入る。しかし、日清戦争の敗戦によって日本に割譲され、以後第二次世界大戦終結まで日本の統治を受けた。戦後は、共産党勢力に敗れた国民党政権が台湾へ本拠地を移したことから、大陸に成立した「中華人民共和国」との対立の図式に巻き込まれた。
 戦前から台湾に住んでいた「本省人」と、戦後国民党支配とともにやってきた「外省人」の関係は現在も微妙なまま。しかし、1988年に初の本省人総統が誕生、政治・経済面でも民主化が進んだ。2000年3月には、もともとはそれまでタブーとされていた「台湾の独立」を掲げていた民進党出身の総統が誕生。さらに2001年12月の立法院(国会議員)選では民進党が第一党となるなど、今後の動きが注目されている。

[寄港地担当者より]
 「烏龍麺」と「熱狗」。これ、何のことかわかりますか?  答えは「うどん」と「ホットドック」。台湾の街を歩いていると、わかるようなわからないような、そんなちょっと「妙」な看板に出会います。食堂のメニューを見て、「これは何」なんて当てっこしているだけでも楽しめたり。
 もちろん、肝心の「食べる」楽しみも満載。日本でも人気のアジアンデザート、缶入りウーロンとは別物としか思えないくらい味わい深い烏龍茶…最初の寄港地、まずは「舌」で、その魅力を思いっきり味わってください。とびきりの旅のはじまりをお約束します。
(与芝恵理)

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