第46回ピースボート地球一周クルーズ寄港地インフォメーション
map ダナン
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ベトナム語
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-2時間
--解説--
photo 1000年以上にわたる中国支配のあと、1884年ラオス、カンボジアとともにフランス領インドシナ連邦の一員に。第二次世界大戦がはじまると、日本軍がインドシナにも侵攻。ホーチミンらが率いるベトナム独立同盟が、日仏二重支配に抵抗して戦った。第二次世界大戦後、権力の復活を狙うフランスとの間に第一次インドシナ戦争が勃発。その戦後処理の過程で1954年、南北に分割される。
 60年、外国勢力からの「解放」を掲げる南ベトナム解放民族戦線と、親米南ベトナム政府の対立によりベトナム戦争が勃発。アメリカはこれに全面介入するが、73年、解放戦線が首都サイゴンを陥落させ、翌年「ベトナム社会主義共和国」が成立した。以後、一貫して社会主義体制を維持していたが、経済状況の悪化を受けて、1986年から、市場原理を導入する「ドイモイ政策」を実施している。

[寄港地担当者より]
 ベトナムがブームです。30年前の反戦運動のブームが過ぎ去って、しばらく聞かなかったら、今度はおしゃれな雑貨とリゾートってことで、カムバック。世のおじさま方を仰天させたのは、もう4年は前のことでしょうか。
 でも、ダナンは、21世紀型ベトナムブームからは完全に取り残された感があります。おしゃれな雑貨屋さんもありません。しかし。ベトナムの真髄を知りたいなら、ここダナンにトドメをさすのです。「なぜ」って?田舎、市場、人というベトナムにおける魅力の3大要素が、ギッチリ詰まっているのは、ベトナム広しといえど、ダナンがダントツ1位なのですから。
 まずは、ダマされたと思って。気持ちを楽にして。さあ、ブームの真髄へダイブ!
(きせたかよし)

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